食の専門家が太鼓判を押すカリスマたちを紹介。

 食カメラマン長嶺輝明さん推薦のアナドレナイ食堂の他では味わえない一皿。

未知なる味でクセになる

やわらかくて深みある味。チキンを特製ソースでじっくり焼き上げた定番メニュー! 謎のチキンwithゴボウピラフ¥1200

 まるで異国のカフェのような雰囲気のライクライクキッチン。

 長嶺輝明さんが「未知な味!」と惚れ込んだ、謎のチキンwithゴボウピラフは、この店の主人、小堀紀代美さんの手による他では味わえない一皿だ。

 カレーでもなく、クリームでもなく、甘酸っぱくジューシーで後を引く。「チキンのスパイスは20種類、独自にブレンドしてからミルで挽いています。どのメニューも、自分の知っている一番美味しいところまでは、手を抜かずに追求したい」と小堀さんは語る。

 定休日のうちの1日は仕込みに当てるなど、「食堂といいつつ、美味しさのためにここまで努力する姿勢にカリスマ性を感じます」と長嶺さん。この味はこの店でなきゃ、と思わせる魅力の深さに満ちた一軒だ。

LIKE LIKE KITCHEN
住所 東京都渋谷区富ヶ谷2-21-8 1F
電話番号 03-5790-9740
営業時間 14:00~21:00L.O.
定休日 日・月・火 (土不定休)

【推薦者】 カメラマン 長嶺輝明さん
多くの女性誌や書籍などで活躍中。料理やインテリア、雑貨などの暮らしの光景をやさしいまなざしで撮る写真家として人気が高い

2012.02.13(月)
text:Ritsuko Oshima(GIRAFFE)
photographs:Takashi Shimizu / Hanae Miura / Mami Yamada / Shigeki Yamamoto

CREA 2012年3月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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