2011年3月12日。あの大震災の翌日、7年ぶりに動いた天王星。この動きの遅い天王星の影響がじわじわとでてくるのは実は2012年から！ さあこれからの7年、あなたの運命はどう動く!?
岡本翔子先生監修の“14年間の超ロング星座占い”をお伝えします。
蠍座 (10/24～11/22生まれ)
2012年は結婚運が最高潮に達するハッピーな年！
【今までの7年】
あまのじゃく体質は天王星の影響だった
過去7年間、自由と革命を司る天王星は、あなたの性格にユニークさを授けてきた。たとえばあなたが密かにハマっているものが世の中で流行しだすと、途端に興味を失うとか、恋愛で束縛されると急に逃げ出したくなったりしたことはなかったか。団体行動が苦手で、みんなと行動していると、急に一人になりたくなったりする。こういった傾向は、天王星の長期的な影響である。恋愛におぼれたいと思う気持ちと、自由でいたい気持ちがせめぎ合い、「自分は本当に結婚できるのか」と密かに悩みを抱えた蠍座は多いはずだ。
【これからの7年】
「ゼロかすべてか」という極端な考えは捨てるべし
東日本大震災の翌日に天王星は動き、あなたの中では何かがゆっくりと変わり始めた。2012年は結婚運が最高潮に達する年。独身の人は真剣に結婚を考えるよい機会だ。今年の金運は、稼いでは使うの繰り返しとなり、あまり貯蓄には回せない。しかし交際費をケチると人との出会いも減り、幸運も?めなくなる。
後半になれば財テク運も向上する。金融商品を比較検討して資産運用を考えてみよう。そしてこの先の7年は、また別の大きなテーマが与えられる。天王星は覚醒を促す星だ。あなたの道徳観で考える“義務や義理、仕事の責務”を見直すこと。
そしてあなたを縛るこれらの事柄から、いかに解放されるか。たとえば会社の上司の、あなたに対する度を越した要求に従ってきた人はそこから逃れて自由になる方法を模索しよう。今まで「これは私の義務」と思い込んでいたものが、実は単に自分で自分を縛っていただけだと気づいたりもしそうだ。今後、ワークスタイルや仕事そのものが変わる可能性がある7年間なのだ。
蠍座は少しずつ変化することが苦手な星座だ。今回の天王星は、蠍座特有の「ゼロかすべてか」という極端な考え方をせずに、もっと新しいテクニックを学べとあなたを促す。仕事に役立つ技術を学んだり、人ともっと程よい距離を保つスキルを身につけるべき時期なのだ。時間をかけて環境を改善する方法も考えたい。健康も然り。この間の体調不良は、神経が原因になることが多い。心理的な要因を取り除くことが、治療につながるはずである。
2012年のラッキーアイテム ピンクのマカロン
エネルギーをもらえる場所 フランス(パリ)
いつの時代も女性の心を虜にする魅惑の都、パリ。世界的に有名なカフェやショコラショップ、ブランド直営アンテナショップを巡るうちに、楽しさで心が躍りだす。お買い物やグルメといった女性の欲望を満たす旅に出かけよう。
岡本翔子
心理占星学研究家。ロンドンの英国占星学協会で心理学ベースの占星術を学ぶ。英国占星学協会会員。本誌他、連載多数。また、月のリズムについての造詣も深く、毎日の月の動きと月が位置する星座が記されたダイアリー『MOON BOOK 2012』も好評発売中 。 春には『ハーブと占星術（仮）』（翻訳書）が東京堂出版より刊行予定。岡本翔子公式サイトwww.okamotoshoko.com 岡本翔子公式ブログameblo.jp/okamotoshoko/
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2012.02.16(木)
text:Shoko Okamoto
photographs:Bungeishunju
CREA 2012年2月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。
この記事の掲載号
CREA 2012年2月号
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