シーンによって使い分けたい
4つのレストラン

 ここフォーシーズンズ オアフにはレストランやバーが5つ。全部で371室のホテルにしては多いと感じますが、それもおもてなしのひとつ。ゲストを待たせないこと、ゲストを飽きさせないこと、そして、宿泊者以外の方にも来ていただいて将来のホテルゲストとしてお迎えしたい。そんな思いがつまっています。

左:ここは「Hokulea」というラウンジ。朝はカフェとして、午後からはカクテルや軽食も提供してくれる。
右:屋内、屋外ともに居心地のいい「Fish House」 は、オアフ島西側の食材にこだわった料理が味わえる。

 レストラン4店はそれぞれ個性的で、味も空間も最高のクオリティ。海を眺めながら食事ができる、風が心地よい「Fish House」はカジュアルダイニング。おしゃれな「Noe」は若き日本人シェフを招いて、本格イタリアンを食べることができます。ここ、現在のオアフでいちばんのイタリアンかも!

左:青と白が大人なリゾートを感じさせるインテリアの「Noe」。
右:まるで芸術品! 「Noe」のボーンステーキ135ドル(2人前)。

 プールサイドには、今はやりのロブスターサンドなど最新アメリカンを楽しめる「Waterman Bar & Grill」。それぞれにおいしいアジアンを一堂にあつめた「La Hiki」はアメリカ本土のお客さんに大人気なんだとか。

左:プールのすぐ横にある「Waterman Bar & Grill」。スポーツバーとしての機能も。さすがアメリカ!
右:カクテルをすすり、時々にプールでスイム。幸せ~。
左:「Waterman Bar & Grill」のメキシカンスタイル・コーン12ドル。
右:最近ハワイで流行中のロブスターロールは28ドル。絶品です!
左:朝食タイムとディナータイム営業の「La Hiki」。
右:アジア各国のエッセンスを取り入れたレストラン。断然シーフードがおすすめ。
プールボーイのサービスなんて、なかなかないですよね。私もサングラスをふいてもらいました。

 プールサイドにいれば、プールボーイたちがサングラスをふいてくれたり、日焼け止めを持ってきてくれたり、ついつい長居しちゃう快適さ。でも長居していいんです、だってここはホテルなんですもの。1時間おきぐらいに、アイスキャンディーや冷たいフルーツのサービスだってあります。もう、ずっとここで過ごしていたい! そう思わせてなんぼのホテルのおもてなしマインドを感じます。ここはリゾートを越えたパラダイス! いや天国かも? ヘブンリーなホテルの誕生です。

※メニューや価格は取材時のものです(2017年1月時点)。

Four Seasons Resort O'ahu at Ko Olina
(フォーシーズンズ リゾート オアフ アット コオリナ)

所在地 92-1001 Olani St. Kapolei, HI 96707
電話番号 0120-024754/808-6790079
http://www.fourseasons.com/jp/oahu/

工藤まや(くどう まや)
大分県出身。雑誌、TV、CMなどのメディアコーディネーター。ハワイ在住は15年を超え、アメリカ人の夫と愛犬2匹と虹の町マノアに暮らす。最新著書のハワイガイド本『Hawaii days 365』(扶桑社)が2016年7月31日に発売。
☆ハワイの空気がいっぱいのインスタグラムをはじめました!
工藤まやインスタ → http://instagram.com/mayahawaii325/

Column

工藤まやのおもてなしハワイ

ハワイに暮らすお洒落コーディネーター工藤まやさんが、“おもてなし”の気持ちを込めて、ハワイの気持ちのよい空気感たっぷりの話題をお届けします。

2017.01.27(金)
文・撮影=工藤まや