西宮市の夙川、苦楽園は、近年、「住みたい街」として人気のエリア。2016年2月18日にオープンした「豆仁 苦楽園本店」は、阪急甲陽線苦楽園口駅から、徒歩約5分。ガラス張りで明るい、約12坪のカシューナッツ専門店です。「西宮のお土産にしたい」と、ご主人・中村誠一さんは本店を苦楽園に構えました。
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右:かわいいデザインの看板。
中村さんは1983年生まれ。父親は商品の企画開発に携わり、母親は東洋医学を学んでインストラクターをしていたそう。自身も整体師として、予防医学や食育に関わる仕事をしてきました。「日々の食べ物が体調を左右する。西洋の栄養学と東洋の医学を合わせた、身体にいいことをやっていきたい」と考え、カシューナッツ専門店「豆仁」の事業を立ち上げます。
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「ナッツは、身体にいい食べ物。寒梅粉などを使った日本独自の豆の加工技術を生かし、商品を深く掘り下げて、いい商品を作ろう」。
基本の作り方は、カシューナッツを寒梅粉でコーティングして、表面の衣がほんのりキツネ色になるまで直火焙煎。それから、それぞれの味を絡めます。それらは、全て手作業。職人の技による逸品です。
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お店に並ぶ商品は、約15種類。100グラム、400グラムにパック詰めされた形でずらり。なんと、それぞれ600円、2,000円の均一価格。「値段ではなく、好みで選んでいただきたくて」と、中村さんはにっこり。
「化学調味料や着色料は、できるだけ使用せず、乳化剤と保存料は、大豆由来のレシチンとビタミンC、E。糖分は、腸内環境を整える効果が高いといわれる甜菜糖を主に使っています」。
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2016.10.23(日)
文・撮影=そおだよおこ