いい男特集だと告げると「テンション上がってきた」とはしゃぐ竹内涼真さんと葉山奨之さん。
初共演作『青空エール』ではほぼ一緒のシーンがなかったけれど、「ここまで仲良くなる人は珍しい」と語るほど意気投合したそう。気を抜くとすぐ女の子の話に脱線してしまう無邪気さも、息ピッタリだ。
お互いに「大好きだよ♡」と満面の笑みで言い合える恋人みたいなイチャイチャぶりがかわいいお2人の対談を、前後篇にわたって連載します。今回の前篇では、出会いと映画撮影の裏側を語ります!
オフは男同士でいるほうが気楽!
[葉山さん]シャツ 22,500円/Bernabeu(STUDIO FABWORK)、インナー 7,500円/Vincent Et Milleile(フレディ&グロスター渋谷店)、シューズ 31,200円/BLOHM(STUDIO FABWORK)、バングル 70,000円/NORTH WORKS(HEMT PR)、その他/スタイリスト私物
葉山 初めて会ったのはあるイベント。セットアップのシャツを僕が着て、涼真氏がパンツをはいて、まるで兄弟みたいだったんだよね(笑)。
竹内 そうそう。そこで「今度の映画よろしくね」と挨拶して、クランクイン前に一度ご飯に行ったんです。
葉山 お互いに「いい作品にしよう!」と熱く語り合って、気づいたら4~5時間経ってたんだよね。
竹内 撮影中もほぼ毎日ご飯に行きました。まずはその日の反省会をするんですけど、そのうち「なんであの表現をしたんだろう」と自分を責めだすので、「かっこよかったよ」となぐさめ合うっていう(笑)。
葉山 特に僕は女子が多い吹奏楽部の部長役だったから、オフは男同士でいるほうが楽だったんです。
竹内 女性が多いと話題探しが難しいよね(笑)。
葉山 女の子って1枚壁を破ったとしても、次にまた何枚壁が出てくるかわからないじゃないですか。
竹内 僕ら1枚くらいしかないしね。
葉山 むしろ僕は1枚もない(笑)。
竹内 もし特定の女の子と一緒にいるとしたら、もう好意がある証拠。
葉山 わかるわかる! “女友達”なんていないもん。僕らにもし彼女ができたら他の女の子と絶対ご飯に行かないのに、なんで女の子は平気で“男友達”とご飯に行けるんだろ。
竹内 こういう恋愛観も似てるので、仲良くなれたんだと思います(笑)。(後篇へ続く)
映画『青空エール』
ブラスバンドの応援に憧れる小野つばさ(土屋太鳳)は、水島(葉山奨之)ら経験者ばかりの吹奏楽部に入部する。何度も挫折しそうになるつばさを勇気づけたのは、野球部員の山田大介(竹内涼真)。2人はお互いに甲子園を目標にがんばろうと約束する。
(C)2016映画「青空エール」製作委員会 (C)河原和音/集英社
監督:三木孝浩 出演:土屋太鳳、竹内涼真、葉山奨之/志田未来/上野樹里ほか
2016年8月20日(土)全国東宝系公開
竹内涼真(たけうち・りょうま/写真右)
1993年生まれ、東京都出身、23歳。2013年にデビューし「仮面ライダードライブ」(14)で主演を務める。現在「時をかける少女」(日本テレビ系 土曜21:00)に出演中。好きなたべもの=チーズ。「特にレッドチェダーなどオレンジ系のチーズが好き。唯一作れる料理はチーズフォンデュです」
葉山奨之(はやま・しょうの/写真左)
1995年生まれ、大阪府出身、20歳。2011年にデビューし、15年の連続テレビ小説「まれ」で注目を集める。映画『アズミ・ハルコは行方不明』『古都』(ともに12月公開)が待機中。好きなたべもの=漬け物。「最近ぬか漬けキットを買いました。めっちゃ家中がクサくなるけどおいしい!」
2016.08.12(金)
Text=Kozue Matsuyama
Photographs=sai
Styling=〈Takeuchi〉Kazuhiro Soeda、〈Hayama〉Hirohito Honda
Hair & Make-up=〈Takeuchi〉Tomokatsu Sato、〈Hayama〉Satoru Ohashi