ホットな奥渋谷にこんなコージーなお店が

店は半地下です。この看板を目印に。

 千代田線代々木公園、小田急線代々木八幡、あるいは渋谷から東急本店先の奥渋谷を歩いて行くと、こんな看板が見えてきます。

こちら、表参道で42年間愛されてきた「甚六」が入居ビル建て替えに伴い、富ヶ谷に移転して、2016年3月15日にオープンしたお店です。

 映画やお芝居を見た後、コンサートやライブの後、お酒を飲みながら、感動を語り合ったり余韻に浸ったりしたい。頑張って一仕事終えた夜、そのまま日常に戻りたくない。

家に帰る前のワンクッション。女子にだってそんな止まり木が必要です。

「いらっしゃい!」カウンターで迎えてくれるのは、永谷敏行さん、一成さん父子。

「甚六ってどちらのお名前ですか?」「二人とも甚六じゃないよ。のんびりお人好しの総領の甚六ね(笑)」

 そうですよね(恥)、失礼いたしました!

キンキンに冷えた生ビール(550円)が体と心に沁み入ります。

 角ハイ、日本酒、カクテル、ワイン。なんでもありますが、まずは喉の渇きを癒します。

「とりあえず生、お願いします!」

2016.06.13(月)
文・撮影=吉岡のの