◆「Siri」を使い、一声で明かりを変えられる
さて、アプリを起動すると、画面には「夕焼け」「色鉛筆」「深海」といったアイコンが並びます。これは「シーン」と呼ばれる、プリセットされた色の組み合わせを呼び出すもの。例えば「色鉛筆」をタップすると……。
3つのHueランプがそれぞれ、「青」「赤」「黄」に灯りました。
色や明るさは、ランプ1つごとに個別でお好みに調整できます。上部の「+」アイコンをタップすれば、自分が考えた「シーン」を登録することもできますよ。また、スマホなどに保存している写真や画像を読み込んでその色を再現することもできます。
1つのブリッジで最大50個のランプを接続可能。ランプを増やすほど、1つのシーンにセットできる色も増えていきます。
最新モデルは「Siri」に向かって、「ランプを点けて」や「ランプを青色に変えて」などといったコマンドを発声することで、照明のオン・オフや明るさがより手軽に変更できるようになりました。アプリを立ち上げる手間を省けるのは、なかなか便利。「Siri」との連携は特別な設定は不要で、件の専用公式アプリをインストールしておけば使えるようになります。
なお、音声コントロールは「Siri」を使うのでiPhoneやiPadだけですが、専用公式アプリ自体はAndroid端末にも対応しているので、Androidユーザーの方もバッチリ「Philips Hue」の多彩な調色機能を楽しむことができますよ!
2016.05.20(金)
文・撮影=齋木香奈美