月明りの丸岡城を舞台に開催された「月待の宴 朧~OBORO~」。 この日限りにオープンする、幻の野外レストラン。 ウェルカムドリンクならぬウェルカム野点でほっと一息。10月のハロウィンをイメージしたカボチャの上生菓子と抹茶をいただきます。 雲から覗く満月の柔らかい光がさし、城内はムード満点。 食前酒は福井を代表する酒造ブランド「黒龍」のスパークリング日本酒。ほのかな甘みとスッキリした後味がとても飲みやすい。 一筆啓上では、40文字以内で想いを自由に表現する。 口のなかでほどけていくような、柔らかい食感の福井産鹿肉のロースト。レスピラシオンのシェフが地元の農家さんから譲ってもらったという新鮮な柚子のグラニテも添えて。 (左)cadreの林 真史さん (中央・右)respiracionのシェフ北川悠介さん、麻田将大さん。 落ち着いたシックな空間でゆったりとディナーを堪能できる。 随所に施されたフラワーディスプレイが上質な雰囲気を演出する。 三国でとれた甘エビは、フレンチ風とスペイン風の2種のアレンジで登場。こちらはまろやかな酸味が利いたトマトスープとモッツァレラチーズを絡めたフレンチ風。 スペイン風は、甘みがぎゅっと濃縮された甘エビを大胆に盛り付けたパエリアで。出汁をたっぷり吸った福井産コシヒカリの古米も美味しい。 クリエイティブ・プロダクション「ネイキッド」が手がけるプロジェクションマッピング。クラシックとモダンが融合した新しい丸岡城の姿に魅了されます。 この日はちょうど満月。「ヒカリ結び」と合わせて月夜も楽しみたい。