道遊の割戸。山を斧で2つに割ったように見える姿は、佐渡金銀山のシンボルに。 フェリーから徐々に近づく島影。東京23区の約1.5倍もあるという、思いのほか大きい佐渡島。 大地の恵みを贅沢につめ込んだ「佐渡旬野菜うどん」1,500円。 へぎ蕎麦のように緑がかっている平細打ちうどん。磯の香りや風味、喉ごしをするりと。 佐渡乳業の直売所「みるく・ぽっと」では、子どもから年配者まで笑顔に。 フレッシュでさっぱりとした味わいの「佐渡牛乳」。遊び心満載の「トキパック牛乳」のデザインは、注ぎ口がくちばしになる、かつてのデザインからも継承(写真右)!? ミルクとコーヒーのどちらも堪能できる「コーヒーソフトミックス」400円。 4つのシアターがあり、坑道のような空間を巡りながら佐渡金銀山の歴史に触れることができます。 通路の展示パネルには覗き穴があるなど、所どころユニークな仕掛けがあって飽きません。 佐渡金山のシンボル、道遊の割戸。人の手で山を掘り進めた結果、ぱっかりと山が割れたような形に! 金採掘を追体験する坑道。江戸時代に開発された手掘り坑道を歩く「宗太夫坑 江戸金山絵巻コース」(写真左)と「道遊の割戸」や近代の坑道跡などを堪能できる「道遊坑 明治官営鉱山コース」(写真右)。 高任坑トンネル。明治時代から平成元年の休山まで使われていた坑道やトロッコなどの設備が操業当時のままに。 道遊坑を歩きながら参加するウォークスルー型の「ISLAND MIRRORGE」も話題。メガネ型のMRグラスをかけると幻想的な映像が流れ、マジカルな世界に。 エントランスに広がる水のテラスでは、日本海が茜色に染まるマジックアワーも。 佐渡自慢の食を存分に楽しめる夕食。この日の八寸には本ずわい蟹や焼き河豚のたたきなどが。 2023年春に誕生した、日本海を一望できるオーシャンテラスと肌に優しい弱アルカリ性で、美肌効果が高い温泉風呂がある最上階のプレミアムスイート。108㎡。 プレミアムスイートの温泉露天風呂では、24時間いつでも入浴可能。 佐渡の能の発祥地とされている春日神社。春日神社薪能では、薪能のほか、佐渡の郷土芸能も披露。©佐渡観光交流機構 黄金の島に眠る美しき廃選鉱場。LED照明を使い色彩豊かなライトアップを実施。 泥状の鉱石と水を分離する直径50mのシックナーもライトアップ。 段丘をいかしてつくられた鉱山町には坂道が多く、見晴らしのよい風景と出合うことも。 明治に築かれた鉱山のための港の跡。三角形が目を引く橋は「トラス橋」。 京町通りは、相川金銀山と奉行所を結ぶメインストリート。通りの奥に見えるのは「時鐘楼」。 「佐渡奉行所跡」。小判製造も担っていたという奉行所は、1603年に建てられ現在は復元。 明治22年から昭和45年まで税務を取り扱っていた「旧相川税務署」(左)と「旧相川拘置支所」(右)はどちらも国登録有形文化財。 独房や風呂、面会室など当時のまま残されている貴重な建物。 その見た目から“ラピュタ”とも称される「北沢浮遊選鉱場跡」。 壮大なスケールの「北沢浮遊選鉱場跡」を目の前に食事を楽しめる店内。 左から:夏限定のメニュー「佐渡サーモンとイクラのジェノベーゼ セット(サラダ・スープ付き)」1,650円。定番人気の「佐渡島黒豚プレミアムハンバーグ セット」1,650円。 写真は特製のベリーソースを炭酸で割った、ほろ苦くて甘い期間限定メニュー「パッションベリーソーダ」825円。リコッタチーズと、佐渡産のベリーやあんぽ柿、ピスタチオなどのナッツを混ぜ込んだ夏限定のアイスケーキ「佐渡フルーツのカッサータ」715円。 不揃いのストライプ柄が愛らしい「ストライプ徳利」4,950円、「ストライプぐい呑」2,310円。 土の粒子が細かく焼成時の収縮率が高いことで、硬く壊れにくいと知られている無名異焼。 無名異焼の原料は、酸化鉄を多量に含む赤い土。 「無名異焼は硬いですが、いろんなシーンで使えるよう、若手の意見も柔軟に取り入れています」と窯主の其田和彦さん。 「西三川くだもの直売センター」は7月中旬にスイカからスタートし、〆はサンフジ。 「日本で一番夕日がきれいな小学校」と謳われ、2010年に廃校となった旧西三川小学校を酒蔵に。 木造校舎の元職員室を改装し、発酵×地域食材をテーマにしたメニューを提供するカフェ。 甘酒とレモン麹を使った「バスク風チーズケーキ」500円。砂糖不使用の「麹甘酒アイスクリーム」400円。新穂「六丸亭」で焙煎された「アイスコーヒー」400円。“純米大吟醸、かなでる生酛、龍のめぐみ”の飲み比べ「学校蔵 利き酒3点セット(各30ml)」600円。 こちらで醸した酒は、お土産として購入も。 大人こそ夢中になる砂金採り体験。パンという専用の緑色の皿を使って砂利をすくいます。 水中で砂利をゆすって砂金を下のほうに沈殿させたら、上部の砂を取り除いていきます。 ゆすっては捨てる工程を繰り返すと、比重の重い砂金がパン底に残ります。よく見ると、キラリと光る砂金が。 採った砂金はその場でキーホルダーなどに加工して持ち帰ることも。1個1,500円。 かつて砂金山で栄えた笹川集落のシンボル的存在である虎丸山。 広々としたリビングやキッチン、室内の設備も充実。寝室は2つあり、定員5名様まで宿泊可能。 野鳥好きのオーナーの邸宅を改修して一棟貸し。窓の外には巣箱があり、鳥のさえずりで迎える朝も。 水平線、波の音、海風を身体いっぱい感じながら、ゆったり佐渡タイム。 真野湾の大パノラマを一望できる海辺のベーカリーカフェ。 島のおむすびとともに佐渡産の野菜や魚介をテリーヌやフリッタータなどで味わえる「佐渡ジオパークプレート」1,300円。「西三川産りんご」400円。 青々とした田んぼの光景が続くなか、両津真野赤泊線沿いの立て看板が目印。 真夏には、ほどよい酸味がクセになる果実ネクタリンが登場。イチゴなどのフルーツを凍らせて削った「フルーツけずり」各550円。 「おけさ柿のスムージー」450円。コシヒカリの米粉で焼き上げた「シフォンケーキ」250円。桃あかつきの「生しぼりジュース」500円。「バニラアイス(フルーツソースがけ)」350円。 真夏の太陽の下で、鮮やかに咲き誇るひまわり。編集部撮影。 カーフェリーを使ってゆったりのんびりの移動も旅の醍醐味。 両津港からすぐ。佐渡のアウトドア拠点として便利に利用できる「佐渡アウトドアベース」。 レンタサイクルはEバイクからクロス、小径車まで多彩なラインナップ。 佐渡乳業のソフトクリームを使用した「ピーチフロート」600円。カフェスペースにはカウンター席のほか、テーブル席も。 電動自転車であれば、スイスイと移動できて快適! 佐渡でとれた地魚10貫「おすすめにぎり」2,750円。季節によってネタは変わります。 気さくで温かいもてなしをしてくれる石原夫妻の人柄と、飾らないお店の雰囲気に島内外からのファン多し。1階のカウンター席とテーブル席のほか、2階に和室も用意。 カフェのような入りやすい雰囲気の店構え。 佐渡の中心部にある国中平野は、島であることを忘れるほど広い田んぼが続きます。トキとの共生を目指した伝統的な農業は世界的に評価され、日本で初となる世界農業遺産(GIAHS)に認定。 焼きたてのパンが並ぶそばから、常連さんがトレーいっぱいにしてレジへ向かう。 (左)奥から「トキたん」160円。「トキたんバーガー」400円。(右)ラピュタパンと親しまれている「パズートースト」250円。「有機栽培コーヒー」360円。 数ある佐渡のひまわり畑のなかでも、海沿いにある「小川のひまわり畑」は人気スポット。編集部撮影。 ひまわりは日本語では「向日葵」。原産国アメリカでは「Sunflower」と呼ばれ、まさに「太陽の花」として愛されている花。 島の西海岸は夕日の名所が多く、思わずペダルを止めてしまう光景に出合えることも。 広々とした和モダンな部屋には、最高5名まで宿泊可能。 ネコちゃんたちものびのびと島時間を満喫中!? 夜な夜な佐渡好きが集うというこの店で情報収集もいいかも。 クセになるおつまみ「ネギタコショウガ」と「あおさのりチーズ」各500円〜。佐渡で自生している野草をブレンドした爽やかな「ハルミジンのソーダ割り」800円。 店主の岩﨑元吉士さんも笛を吹いて、音頭をとります。店内には三味線も飾られ、飛び入りや見学も大歓迎とのこと。 佐渡の海の魅力を存分に味わえるSUPは若い世代にも大人気。(C)ママクワンカ 美しい岩礁の景観と澄んだ海が自慢の達者海岸で、SUP体験。(C)ママクワンカ 初心者でも丁寧に指導。のんびりマイペースでSUPを楽しめます。(C)ママクワンカ 早朝から夜までの5コースがあり、幻想的なナイトツアーも人気。(C)ママクワンカ 江戸時代の面影残る風情ある坂道。佐渡奉行所や散策で人気の京町通りには、古民家をいかしたカフェやレストランが点在。 道遊の割戸に見立てたそば、トロッコをモチーフにしたそばいなり、菊花紋章にトキとつるはしがアクセントになっているスイーツがセットになっている「金山ものがたり」(期間限定)1,500円。 京町通りの「旧鉱山長住宅」を改装し、しっとりとした佇まいの店内。 平日は農家の仕事があるため、お店の営業日は土日と祝日。 大佐渡と小佐渡に挟まれた佐渡中央部のエリアは、国道350号が通り、アクセス良好。真野湾に面した海沿いを自転車で気持ちよく。編集部撮影。 真野湾の釣り情報を聞くなら立ち寄りたい「山田屋釣具店」。 貸竿1セット980円。釣る魚によって異なる餌と仕掛けは別途。 竿先を通して魚との会話を楽しむかのように、竿から伝わる感覚に集中。 独特な透明感。釣れたのは、「砂浜の女王」とも評される美しいシロギス。 アドバイスをいただいたのは、「山田屋釣具店」の店主で釣り名人としても知られる三井宏志さん。 目的は館内に併設された「蔵サウナ」。 ドメーヌ・ショオの自然派ナチュラルワイン「RayGyo」3,500円と発泡ワイン「Why don't you go beach」2,700円。食用のトビシマカンゾウとレモンで作った自家製シロップをソーダ割で楽しめる「佐渡のお花のノンアル」600円。 エントランスにあるカフェバーは、ゲスト同士の交流の場にも。クラフトビールの品揃えも自慢。 築約70年の旅館を改装し、日々進化中。ワーケーション利用者や歩いて島を一周する旅人など個性豊かな客人が集うゲストハウス。 1973年創業のレトロモダンな空間で、地元民のような朝食時間。 「モーニングサービス」600円。アイスコーヒーの上にはキュートな氷のクマさんが。ミルク味とコーヒー味から選べるのがうれしい。 コーヒーカップコレクション。好きなカップで淹れてもらうことができ、マイカップのキープも可能。 卵の味わいが濃厚な「喫茶店のプリン」600円。太陽のように明るく気さくな逸見店長。 トキを見れるチャンスはもちろん、豊かな里山の風景が一望できるのも魅力。 クーラーのきいた2階の屋内観察室には、トキや野鳥などを観察できる望遠鏡が4台設置。 室内観察室には、トキの野生復帰の取り組みについて学べるほか、トキの重さを体感できるぬいぐるみなども。 トキに出合えるかは運だめし? 屋上に上がって目を凝らして待っていると田んぼからトキの姿が。この感動ったら!