中目黒のアトリエに届いたばかりのサンプルを前に、今回の試みについて語るデザイナーの久保氏。 福屋氏(左)と久保氏(右)の出会いからバングラデシュ視察旅行に至るまで、ざっくばらんに答えてくれた。 SMASELLを運営する株式会社ウィファブリック代表取締役社長であり、本プロジェクトのリーダーでもある福屋氏。 バングラデシュ視察中に訪れたアパレル工場には、部屋いっぱいにキャンセル在庫が積まれていた。 久保氏は、yoshiokuboブランド立ち上げ当初から、“今まで見た事のないパターンやディティールを追求したい”という姿勢を貫いてきた。 デザイナーとしての原点とも言える母の手仕事は、“数十年経っても捨てられないもの作りを体現するものだった”と回想する久保氏。 PHOENIX LAB. PROJECTメンバー。左から順に、久保氏、三條場氏、福屋氏、近藤氏、山口氏。 バングラデシュの縫製工場で働くモルジナさん(左)も、パンデミックの影響で突然職を失った。 3~4坪の自宅に家族5人で暮らす。パンデミック後、家を失くした家族も合流したという。 「PHOENIX LAB. PROJECT」第一弾のサンプル。 PHOENIX LAB. PROJECTの第一弾サンプル。刺繍ベスト。参考価格20,790円。 日本の伝統工芸である刺し子にも似た、バングラデシュの刺繍。 PHOENIX LAB. PROJECTの第一弾サンプル。デニムジャケット。参考価格17,490円。 完成した後の服に刺繍を入れるには、高い技術と根気が求められる。 PHOENIX LAB. PROJECTの第一弾サンプル。デニム。参考価格14,190円。 サンプル完成後も、さらに調整は続く。「何本どりの糸で刺繍するのか、ステッチの幅は……」。