独り立ち後、あまえんぼうのシャオシャオが……
さて、双子の性格は、シャオシャオはやんちゃなあまえんぼう、レイレイはおっとりマイペースという感じだった。シャオシャオは、とにかくお母さん大好きでべったりだったので、ちょっとレイレイが遠慮しているかな? と感じるほどだった。シャオシャオが寝ているときに、シンシンの横にレイレイがちょこんと座ったことがあったが、あまえているようでとてもかわいかった。
パンダに限らず、動物の子育てで、目撃できると特にうれしいのが授乳だろう。シャオレイの授乳も、見るたびに、ありがたく拝んでいた。シンシンから「親離れ」して「独り立ち」する準備期間中、夜間に別居のときは、開園直後に授乳を見られる確率が高かった。独り立ちの直前の、2頭同時の授乳の様子は、きっといつまでも忘れられないだろう。
シンシンからの独り立ち完了後の2023年3月21日、あまえんぼう大王のシャオシャオを心配しながらパンダのもりに向かった。
すると、朝イチなのに2頭とも外に出ていなくて、なんと屋内の偽木にのぼっていた。レイレイが上のほうにいて、シャオシャオが下の方から心配そうに声をかけているようだった。部屋を移され、シンシンにも会えないという、あきらかに異常な状態に戸惑っていたのだろうか。
