「FLAVORS IN TRANSIT 旅する味」と題された、日本ならではの駅弁文化からインスピレーションを受けた新たな美食プランがザ・リッツ・カールトンでスタート。

 日光、東京、京都、大阪、福岡、沖縄の全6つのザ・リッツ・カールトンにて、その土地に根付いた食材と調理技法をもとに楽しめる、コース料理やアフタヌーンティー、体験型のワークショップを2025年11月16日(日)まで展開しています。今回はザ・リッツ・カールトン福岡で開催されている「博多曲物」ワークショップに参加し、福岡の美味が詰まったご馳走弁当を味わってきました。

» 福岡でのラグジュアリーステイを叶えるならザ・リッツ・カールトン福岡一択!
» 伝統工芸ワークショップと一体化した絶品「福岡駅弁」体験


福岡でのラグジュアリーステイを叶えるならザ・リッツ・カールトン福岡一択!

 国内のザ・リッツ・カールトンの中で最も新しいのが2023年開業のザ・リッツ・カールトン福岡。空港から電車で15分とアクセスの良い天神にあり、福岡大名ガーデンシティ内の高層階に位置しています。博多織をテーマにした館内には、大胆に和紙をあしらい、福岡の伝統工芸品を散りばめて文化的な空間に仕上げています。

 ゲストルームは全室50㎡以上とゆとりある造り。客室により福岡の街並みが見下ろせたり、大濠公園の豊かな緑を見渡せたり、博多湾が一望できたり、とさまざまなビューが堪能できるので、部屋を変えてリピートするゲストも多いのだとか。客室は無垢の木をふんだんに取り入れたシンプルなデザインですが、お風呂がガラス窓になっていたりと洒落た遊び心が効いているのもポイント。

 宿泊の際にぜひ体験して欲しいのが、イギリスのスキンケアブランド「ESPA」を採用したザ・リッツ・カールトン独自のスパトリートメント。フェイシャルやボディのほか、ウエルネスに特化したトリートメントなど、お悩みに合わせて種類豊富なプランから選ぶことができます。

 今回私が体験したリラクゼーショントリートメントでは、用意された2種のアロマオイルから好きな香りを選び、そのオイルを使って身体の凝りや緊張を丁寧にほぐしていくというもの。“裸足で大地のパワーを還元する”という「ESPA」のフィロソフィーに基づいたスタイルで、しっかり圧をかけて全身をマッサージしてくれます。

 身体が軽くなった後はガラス越しのビューが贅沢なプールへ。天空にいる気分を味わえる開放感抜群の空間です。

 福岡らしさが息づいた館内のレストランも要チェックです。メインダイニングの「Viridis」はサステナブルにこだわった地元の食材を使って、クリエイティビティが活きた西洋料理がいただけるオールデイダイニング。天井が高く、窓ガラス越しの景観が優越感を誘う開放的な雰囲気です。料理長を務めるのはシンガポールで8年連続ミシュラン一つ星を獲得し、国際的に活躍する山中 賢二氏。シンガポールで培ったインターナショナルな感性を反映させた目にも舌にも美味しい料理でゲストをもてなしています。

 締めくくりはホテル最上階のルーフトップバー「BAY」へ。博多湾を行き交う船をイメージした洒脱な内装が特徴的で、大人がゆっくりお酒を嗜むのにぴったりな一軒です。風に当たりながら博多湾を眺める絶景のテラスや高級感溢れる店内で、オーダーしてから焼き上げるこだわりの炭火料理やご当地食材を絡めたカクテルを楽しめます。

次のページ 伝統工芸ワークショップと一体化した絶品「福岡駅弁」体験