うつわは買うだけでなく体験するのもおすすめ
佐賀県文化・観光局の石橋 妹了有さんから佐賀県で素敵なやきものを見つけるポイントややきものの楽しみ方について伺いました。
「佐賀県は年間を通してさまざまなやきもの市をやっています。規模が大きいのはGWに開催される『有田陶器市』ですが、秋もやきものイベントが豊富。やきもの市は、いろいろなやきものを一度に見ることができて敷居が高くないので、焼き物デビューにぴったりです。またこのタイミングでしか買えないB級品を出品している窯元さんもあります。朝早く行くといいものが揃っていますよ」
「いくつかの窯元を回ってみたい人は、隣接している有田焼と武雄焼をチェック。アクセスがいいので一度に回りやすいです。また、有田町にある『アリタセラ』は敷地面積約2万坪、22店舗もの陶磁器ショップが軒を連ねる有田焼ショッピングリゾート。イメージしていた贈り物のうつわを探すのにもおすすめです。武雄市は、温泉があるので色々な楽しみ方ができます。また、『武雄温泉駅観光案内所・武雄 旅 書店』は、新幹線直結の武雄駅構内にあり、アクセスも抜群にいいので効率よく旅を楽しむこともできます」
また、肥前吉田焼(嬉野)は嬉野茶とセットで楽しむことができたり、それぞれのエリアで絵付け体験やろくろ体験などさまざまなワークショップができる窯元もたくさんあるのだそうです。
「うつわはかさばってしまうので、たくさん持って帰るのが難しいことがありますよね。そんなときは、食べてうつわを楽しむのもおすすめです。口当たりの良さを実感できたり、うつわを変えると料理の雰囲気がガラッと変わるのだなと実感してもらえたらうれしいです」
やきものガラスペンを通じて、個性豊かな肥前のやきものの特徴をとらえることができました。大切な人への贈り物の参考にぜひ。やきものの産地・佐賀県は、温泉ややきものでつくられたフォトスポットも豊富なので、この秋の旅行にいかがでしょうか。
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