TOMOKO KODERAというジュエリーブランドをご存知でしょうか? ダイヤモンドのトップディーラーで知られるカシケイのブランドの中でも、今年20周年を迎える実力派。去る2015年の「HRD Awards 2015 インターナショナルダイヤモンドジュエリーコンペティション」では、見事日本人初のグランプリを獲得し、今あらためて、国内外から熱い視線を注がれているのです。
私がTOMOKO KODERAに出合ったのは、約10年前。初めて見た時から現在に至るまで、既成概念にとらわれない自由なクリエイションが常に気分を高揚させてくれます。
その背景には、「ジュエリーとは、身につける人が物語を紡ぐきっかけとなるものであるべき」というTOMOKOさんならではの哲学が。「ジュエリーは、制作者との時間よりも所有する人と過ごす時間の方が遥かに長い。だからこそ、何よりも心地よくつけられ、つける人を引き立てる形や質感、動きにこだわりたい」。
彼女が追求し続けるのは、アート作品のようなデザインそのものではなく、女性のからだに寄り添い、人生を前進させるための輝きなのです。
右:リング内側のあしらいにも配慮がされた、安定感のあるつけ心地も人気の秘密。
そして、そんな信念をカタチにするためのアプローチもとても独創的。たとえばリングは、手が最も優美に見えるよう、左右10本の指ごとに個別のデザインを。イヤリングは、ふっくらした耳、すっきりした耳のそれぞれに似合うフォルムを提案しています。
身につけた時にこそ真価を発揮するジュエリーは、逆に言うと雑誌では思うように紹介しにくく、私もずっともどかしさを感じてきました。ですが嬉しいことに、2016年3月にはいよいよ青山に初の路面店が誕生するそう。
カシケイの展示会で、一度彼女のジュエリーを購入した方は、ほぼ90%の確率でリピートされるとか。ファッションという枠を超えて女性を虜にするTOMOKO KODERAの魅力を、皆さんもぜひ一度体感してみてはいかがでしょうか。
【お問い合わせ先】
カシケイ
フリーダイヤル 0120-106-503
URL http://www.tomoko-kodera.com/
Column
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2016.01.21(木)
文=村上治子