地ビールからおつまみ、常連さんに好評の味も!
◆ お酒
ショップでは地酒(日本酒)もたくさんそろいますが、大山の水の恵みを活かしてつくられた、話題の地ビールも味わってみたいですよね。
久米桜麦酒が手がける地ビールは、ふるさと納税のお礼の品に選ばれたことで全国的に知名度がアップ。海外でも賞を受賞しています。ホップのきいた爽快な香味の「ピルスナー」はいろんな料理にあわせやすく、フルーティーな香りの「ペールエール」は箸休めタイムにぴったり。
関東では、「とっとり・おかやま新橋館」を含む3カ所でしか扱っていないのだそう。
◆ おつまみ
瀬尾店長おすすめのおつまみは2点。「乾燥板わかめ」と、「とうふちくわ」です。
「乾燥板わかめは、鳥取では定番のおつまみ。晩酌するお父さんの横で、子どもの頃からなじんでいる人が多いんです」と瀬尾店長。軽く火であぶったり、もんでごはんに振りかける食べ方もありますが、そのままパリパリかじる人がほとんどだそう。自然な塩味と素材の味をそのまま楽しめます。
板わかめと同様、鳥取県民に親しまれているとうふちくわ。県中東部でつくられている鳥取県特有の食べ物で、木綿豆腐と白身魚のすり身を7:3の割合で混ぜ、蒸しあげたものです。ふわふわした食感は、ちょっとコシのあるはんぺんのよう。
「魚のすり身なので鍋料理の具材としても活躍しますが、県民は大抵、そのままおつまみにしていますね。しょうが醤油を少したらすとおいしいです」(瀬尾店長)
カレー風味、チーズ入り、ねぎ入りなどバリエーションが豊富で、ちくわだけでも20種類以上が店頭に並びます。常連さんのためにも、品切れにならないように気を遣っているとか。
◆ デザート・果物
食後のフルーツには、12月下旬から入荷する西条(さいじょう)柿がおすすめ。中国地方特有の品種で、中・四国地方以外ではまず見かけることがない希少な柿なのだそう。サンプルをひとつ試食したところ、天日干しの香りがする表皮をかじるとトロトロした果肉が舌に落ち、濃厚な甘みが広がります。ガクの周辺はザラメ菓子のような舌触り。「西条柿は一度味わったら、やみつきになる人が多いんです」(瀬尾店長)と言われて深く納得しました。リピーターが続出するという西条柿。見かけたらぜひ味わってみてください。
※商品のラインナップと価格は2014年12月取材時のものです。
◆案内してくれたのは……店長 瀬尾泰弘さん
天然の味をそのまま味わう素朴な食べ物が多い鳥取県。住んでいた頃は物足りなく感じたものですが、東京に来て初めて、そのありがたみに気づきました。ショップの食材を口にすると、飾り気のない故郷のよさを思い出します。
とっとり・おかやま新橋館
所在地 東京都港区新橋1-11-7 新橋センタープレイス1・2階
電話番号 03-6280-6474
営業時間 10:00~22:00
定休日 年末年始
URL http://www.torioka.com/
アンテナショップで食材ゲット 日本各地の“うまいもの”で鍋パーティー
2015.01.20(火)
文・撮影=中津川詔子
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