複数の肌悩みを同時に抱えている人が多い現代の女性たち。肌環境の変化やストレスの増大などいろんな要因が考えられるけれど、仕事や家事で忙しいCREA世代は「気になるけれど忙しくて十分なケアができない」という人も多いはず。特に夏から秋への季節の変わり目は肌が調子を崩しやすいとき。放っておくとエイジングを加速させることにもなるのできちんと対策を打たないと。キールズから頼もしいクリームが登場しましたよ。

へたった肌に植物の修復パワーを集中チャージ

「調剤薬局」がルーツのキールズの知恵と技を結集したクリーム。ひと足早く発売されたカナダやイギリス、マレーシアなどではさまざまなメディアに取り上げられ評判になっているらしい。クリーム SP 50g 7,800円(税抜価格)/キールズ

 今回キールズが着目したのは、植物の自己修復力に深く関わる“ジャスモン酸”という物質。植物は外的ダメージを受けるとジャスモン酸を生成して組織の修復を促す。要するに植物が進化する過程で身につけ、進化させてきた「生き抜く術」といえる物質なんですね。実はこれが人の肌にも優れた効果を発揮し、角質層や表皮、真皮のすべての層に働きかけて肌本来の機能を正常化させることがわかったという。

 そこで、“ジャスモン酸誘導体”をはじめ“ブナの樹由来成分”や“ヒアルロン酸”をキー成分として配合。肌の奥からふっくらみずみずしく保ち、肌全体の働きを正常に整えることで、乾燥やシワ、ハリのなさ、毛穴の目立ちといった肌悩みをトータルにケアする。まさに現代の肌ニーズにぴったりの欲張りなクリーム! 

 なめらかなテクスチャーでするっとなじんでふっくらとした柔肌に。ローズマリーなどの植物オイルをブレンドした清々しい香りもクセになる心地よさ。クリームというと「ベタベタする」とか「重たい」イメージを持っている人もいるけど、これはそんな人にこそ試して欲しい。秋冬のスキンケアへ切り替えを考えている人にも「保湿+底上げ」が狙える超オススメ!

吉田昌佐美(よしだ まさみ)
美容ジャーナリストの先駆者的存在。製品の特徴を的確にとらえた美容記事から、生活や精神のあり方まで含めた、まったく新しい美容論で多くの女性を魅了。CREA本誌では、毎回1つのブランドの魅力・実力にディープに迫る「吉田昌佐美のブランド魂発見!」を好評連載中。

Column

吉田昌佐美の“早出し”ビューティ裏ばなし

泣く子も黙る美容界のご意見番が、「これは面白い!」と認めた新作やビューティネタを出し惜しみなくご紹介!

2014.09.28(日)
文=吉田昌佐美