いろいろなクリーニング店のハンガーが混在していませんか?

 そして、どちらにせよ是非やって頂きたいのがハンガーを揃えること。クリーニング店のちがいで、ブルーやピンクの針金ハンガー、黒のプラスチックハンガー、気の迷いで買ってしまった高級なウッドハンガーなど、バラバラなケースがほとんど! ハンガーを統一するだけで、見栄えも良くなりますよ。

 滑らないハンガーや、パンツ用ハンガーなど様々な種類がありますので、用途に合わせて選んでみて下さい。

ハンガーを統一するだけで、見栄えも良くなります。

 ひとつご注意頂きたいのがハンガーの肩幅。女性の衣類には38cm程度が最適です。大きいハンガーは、肩部分を広げてしまうことがありますので注意して下さい。

かける収納とたたむ収納を自分の動線に合わせてセレクトすることが大事!

 まずはどこにしまうのかを決めること(最大2カ所)。そして、洗濯前後の動線や、ライフスタイルに合わせ、固定観念にとらわれずに検討してみましょう!

鈴木尚子 (すずき なおこ)
ライフスタイルオーガナイザー。SMART STORAGE!代表。アパレル業界でデザイン、企画、人材育成に携わったのち、専業主婦に。第2子出産後、パーソナルスタイリングの仕事をスタート。その後、ライフオーガナイズを学び、日本ライフオーガナイザー協会マスターライフオーガナイザーとして、片付けと収納のアドバイスを行っている。また、クローゼットオーガナイザー認定講師として、洋服のスタイリングとクローゼットの整理収納術のセミナーも開催中。著書『もっと心地いい暮らし』(中経出版)に続き、初めて監修を手がけた絵本『ななちゃんのおかたづけ』(つがねちかこ・作/赤ちゃんとママ社)を2014年2月に、『ママと子どもの心地いい収納』(KADOKAWA/メディアファクトリー)を3月に、“子どもの片付け本”を2冊刊行。
公式サイト http://smartstorage.jp/
公式ブログ http://ameblo.jp/naowr

Column

鈴木尚子のもっと心地いい収納スタイル

CREAのインテリア特集に収納エキスパートとして登場し、“収納ベタ”読者にズバリ適切アドバイスを施した片付けのプロ、鈴木尚子さん。「実は片付けが大の苦手だった」鈴木さんが、結婚・出産を機に見つけ出した片付けの極意とは? 理想の空間や暮らしに近づいていく整理術とは? ご自宅のプライベートフォトを添えて、分かりやすくご紹介します。

2014.08.03(日)
文・撮影=鈴木尚子
写真(クローゼットブランコ)=収納の巣