台湾で大人気の文鳥占い(鳥卦)に、東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を組み合わせた、悟明老師によるオリジナル占い。全体運、仕事運、財運をお届け!


亥(いのしし)年

11月20日(木)~12月19日(金)の全体運・仕事運

 摩擦や衝突が生じやすいとき。相手の主張や態度に反感を覚えやすく、自分の意見を押し通したくなる場面が出てきやすい模様。しかし、たとえ争いに勝っても、得るものが少ないというのが、このひと月の運気です。亥年さんは、何かと白黒をつけたがる傾向がありますが、今しばらくは勝負にこだわりすぎないことが肝要です。衝突を避け、一歩引く。グレーのまま受け入れる……そんな柔軟性が開運の鍵となるひと月です。

 トラブルに巻き込まれたときも同様で、どちらかの味方につくのではなく、中立の立場で静かに見守るのが賢明です。自分の立場を守るための沈黙は、逃げや弱さではありません。一時的に孤立しようとも、信頼できる仲間が1人でもいるなら思い悩む必要なし。“君子危うきに近寄らず”の精神で、価値観を同じくする友人との交流を大切にしていきましょう。

 仕事面では、対立や衝突に翻弄されやすい運気にあります。上司や同僚との意見のぶつかり合い、評価をめぐる摩擦、ライバルとの競争などで火花が散りやすいひと月です。そうした問題に直面したときは、真正面からやり合うのではなく、相手の意図を読み、冷静に距離を取るようにしてください。衝突や競争のなかで、いかに自分を見失わず、引き際を決められるか。その見極め力が開運の鍵となるときです。

 また、焦りも禁物。競争相手がリードしているときなどに、早く結果を出そうと無理をしないこと。たかぶる感情を抑え、人は人と言い聞かせて自分のペースを守る。そして、やるべきことを粛々とこなし、地盤を固めていく意識を持ちましょう。

※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。

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