プロがCREAアンバサダーのメイクをチェック

 この記事を読んでいる方は「今までプロにメイクテクニックを習ったことがない」「毎日なんとなく同じメイクをしている」という人がほとんどではないでしょうか?

 もしかしたらその顔、“古く”なっているのかもしれません! 年齢を重ねているのに若いころのメイクのままだと若作りしているように見えてしまったり、進化し続けるメイクアイテムの持ち味を気づかぬうちに台無しにしてしまっていたり……。

 そこで今回は、大人気ブランド・ルナソルのメイクアップアーティストの平尾清香さんに、CREAアンバサダー2人の「メイクを変えればもっと良くなる!」というパーツと、アップデートテクニックをじっくり教えていただきました。

 毎日のオフィスにピッタリの「デイリーメイク」と、華やかさと遊び心をプラスした「お出かけメイク」の2パターンをご紹介します。今回は、CREAアンバサダー・藤田いおなさんのメイクを「デイリーメイク」仕様にアップデートします!


チャームポイントの目もとを活かしたいけれど…(藤田さん)

 眉が非対称になるのが悩みで、アートメイクをしていると語る藤田さん。普段のメイクは、目もとに重きを置き、他の部分にはあまり濃い色を使わないようにしているそう。藤田さんのデイリーメイクの理想は「ナチュラルだけど、手抜き感のない」もの。プロの手によって、どう変わるでしょうか?

指摘ポイント【1】:のっぺりした“海苔眉”で顔が平面的に見える!

「アートメイクで、左右の非対称は解消されていますが、濃さが均一でグレイッシュなので、少し立体感が足りないかもしれません。そして眉の長さが若干広いので、顔がやや平面的に見えてしまっています」(平尾さん)

アップデートアドバイス:眉の長さ・太さを調整して立体的に! そうすれば小顔効果も

「まず、眉頭と眉尻をコンシーラーでカバーし、眉の長さを短く整えました。次に、立体感を出すため、眉の中心部分がいちばん濃く、外側にいくにつれて薄くなるように、リキッドのアイブロウライナーで毛流れを描きました。さらに、大人気の4色アイシャドウ『ルナソル アイカラーレーションN 07』の①のカラーを薄くベースに使うことでピンクベージュのニュアンスを足し、甘さも演出しています」(平尾さん)

BERORE画像、AFTER画像を並べてチェック!

使用アイテム

 透け感のある染料と発色力の高い顔料をミックスした処方で、元の眉になじむ自然な印象をつくり出す、極細筆のリキッドタイプ。赤みのあるグレイッシュカラーで、肌なじみも◎。ウォーターレジスタント、スマッジプルーフなので朝のキレイな形を長時間キープ。

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