「興福寺さんのおみやげが熱い!」と話題に

お洒落なしつらえの、境内のお土産屋さん。
愛らしいマスコットがついてくる干支みくじ。
ほんわかした表情になごまされる鈴守り。かわいいお守りも旅の記念に。
興福寺国宝館で見つけた「にほひ袋」は中金堂再建に使用している材木を用いたもので、購入すると中金堂再建の一助となります。

「興福寺さんのおみやげが熱い」という話もおまけに。

 近頃の人気は愛らしい表情の「干支みくじ」やお守り、ヨーロッパのコンペに出品して三ツ星を受賞した精進ふりかけ「あを」「丹(に)」「よし」の三種類など。

「なららカフェ」の「興福寺精進ふりかけトースト」。意外な味の出会いに驚きますが、食べてみると優しい味わいにほっと癒やされます。

 精進ふりかけについては、興福寺から歩いて3~4分のところでいただくこともできます。「室生天然酵母パン なららカフェ」外部サイトの「興福寺精進ふりかけトースト」がそれで、ふりかけ、パンとも動物性のものを使っていない精進メニュー。カフェからは興福寺五重塔を眺めることもできて、界隈の散策のひと休みにおすすめです。

「なららカフェ」は興福寺五重塔が見える意外なスポット。奈良では、このほかにも、CREA WEBで連載中の石村由起子さんの「くるみの木 一条店」など魅力的なカフェが多く、奈良カフェブームが起きています。

砂川みほ子
編集ライター。奈良県在住。地元情報誌編集部勤務ののちフリーランス。奈良の観光情報、生活情報が主な守備範囲。最近は奈良好きが集まるチーム「フルコト」の一員として奈良を楽しむ雑貨販売や、発行物の編集など。ときどき夫が営む本屋の店番もします。
フルコト http://www.furukoto.org/
とほん http://www.to-hon.com/

2014.05.29(木)
文=砂川みほ子