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 筋金入りの「オタク女子」つづ井さんと「前世からの友」であるMちゃん、オカザキさん、橘、ゾフ田の女子5人の、楽しすぎる日常を描いたコミックエッセイ「つづ井さん」シリーズの実写ドラマが早くも2話目!

 すでにつづ井さん沼にハマっている人にはもちろん、まだ「つづ井さん」を知らない人にも、その唯一無二の魅力を布教したい――という思いで企画した「祝・つづ井さんドラマ化」特集。第3弾では、ドラマでつづ井さん役を演じる藤間爽子さんと、原作者・つづ井さんご本人とのスペシャル対談が実現。ドラマの制作秘話から2人の意外な!?共通点まで、愛とリスペクトが炸裂するハッピーなお喋りをたっぷりお届けします。


原作者をスタンディングオベーションで迎える

――今日は虚実を超えた二人のつづ井さんの対談ということで、なんとも不思議な感じです。

つづ井 私はドラマのつづ井さんのコスプレをしてきたんです。ちなみに赤いキャミワンピの下には、つづ井さんの「HAPPYTシャツ」を着てます(笑)。(編集部注:写真では着ぐるみ姿ですが、実際にはこのようなコーディネートでいらっしゃいました)

藤間 すごい、つづ井さんがつづ井さんのコスプレを! なんか次元がねじれてきましたね(笑)。

――お二人はすでに何度か会われているんですか?

藤間 撮影の見学に何度か来ていただいて、挨拶もさせていただきました。

つづ井 でも、目を合わせて喋るのは今日が初めてかも。楽屋に挨拶に伺ったら「前世からの友」役の皆さんにスタンディングオベーションで迎えられて、あたふたしてしまいました(笑)。

藤間 つづ井さんが来たら、絶対スタンディングオベーションで迎えようと計画してたんです。

つづ井 私がマンガで描いた、お風呂から上がってきた友達をスタンディングオベーションで迎えるくだりを想定して下さったと思うんですが、いざ自分がサプライズされたら何も言えないもんですね。あれ私の「人として当然のことをしたまでですから…」待ちだったよなーって、自分の不甲斐なさに3日ぐらい後悔しました(笑)。

2024.10.17(木)
文=井口啓子
撮影=柴崎まどか