この記事の連載

 前回に引き続き、アイシャドウメイクの“今さら聞けない”疑問について、SUQQUメイクアップアーティストの山添 将さんにご回答いただきました。これまで自己流のアイシャドウメイクで不安を感じていた人も、これで自信をもって取り組めるようになるはず!

アイシャドウメイクの基本
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今さら人に聞けない…アイシャドウメイクQ&A

Q:リキッドやパウダー(パレット)など、種類別のアイシャドウの特徴と、どんな人におすすめかを教えてください

 「『リクイド ラスター アイズ』は、ブラシを使わなくても色をのせることができるので手軽で、初心者に特におすすめです。また、汗でアイメイクが落ちやすい人にもぜひ使っていただきたいです。

 一方、パウダー複数で構成されるパレットタイプは、グラデーションや陰影など、つける幅や順番で仕上がりのバリエーションが異なるので、いろいろなメイクにトライしたい人におすすめです」(山添さん)

Q:リキッドタイプを使いこなすコツを教えてください

 リキッドタイプは量の加減が難しいという声が多数。多すぎてヨレてしまったり、少なすぎてまぶたをこすってしまったり、などなど。基本のつけ方は?

リクイド ラスター アイズの場合、チップの先端をまぶたに当てて色をのせましょう。このとき、斜めにカットされていないカーブしている面で色をのせると多めにつけられるので、パールやラメ感をしっかりと出したいときに有効です。指でのばすときは、こするのではなくポンポンと軽くタッピングするようなイメージで。色をのせる範囲ですが目のキワのギリギリにのせるとヨレてしまうので、少し上にのせて、そこから広げていくのがポイントです」(山添さん)

Q:パウダータイプを使いこなすコツを教えてください

 「チップは、きちんと発色させたいときに適しています。ただ、つけるときに肌にこすりつけるようにすると下の色やベースをぬぐってしまって色が濁る場合があるので、力の入れすぎには注意してください。

 ブラシは、発色はやわらかく、質感をしっかりめに出したいときにおすすめです。特に毛足が長く柔らかいブラシはより色が淡く、質感が出しやすいです。一方、毛足が短いブラシは質感よりも色を強く出したいときに。そして、指ですが、色も質感も両方出したいときに適している、バランスの良さが魅力です」(山添さん)

 付属のチップだけではなく、ブラシも使うとメイクの幅が広がるのでぜひ揃えてみて。

2024.09.28(土)
文=増本紀子(alto)
撮影=釜谷洋史