この記事の連載

 前回は「アイシャドウメイクの基本」をご紹介しましたが、今回はアイシャドウメイクの“今さら聞けない”疑問を総ざらい! テクニックからアイテムの選び方、目の形別の塗り方など、SUQQUメイクアップアーティストの山添 将さんに徹底的にお聞きしました! 2回にわたってご紹介します。

アイシャドウメイクの基本
アイシャドウのよくある失敗例と回避策


今さら人に聞けない…アイシャドウメイクQ&A

Q:アイシャドウメイクをする際に、スキンケアで気をつけるべきポイントはありますか?

「スキンケアが肌になじんでいないタイミングでメイクを始めると、ずるずるとすべって色がのらず、二重のシワにたまってしまったり、グラデーションがうまくできない傾向に。ぬめりがない状態までなじませましょう。特に、美容液や乳液は油分を含んでいるのでしっかりなじませましょう。例えばスキンケアをしてから歯磨きをするなど、ある程度時間を置いてからメイクを始めるのがおすすめです」(山添さん)

 朝、あまり時間がないからとちゃちゃっと済ませてしまうのは結局美しい仕上がりに繋がらないよう。スキンケアとメイクの間に歯磨きや皿洗いなどを挟んでみては?

Q:アイシャドウを塗る前のベースメイクは、まぶたにも必要でしょうか?

「アイシャドウをより美しく仕上げるには、ぜひベースメイクも行って。使用するアイテム順にポイントをご紹介します」(山添さん)

【STEP1 化粧下地】

 顔全体に塗った後、指に残っているものをまぶたになじませましょう。薄くつけたいので、まぶたのために、新たに足す必要はありません。

【STEP2 コンシーラー】

 目のキワや目の下のくすみをオフするために使用。コンシーラーを使うことで、目周りが明るくなります。しっかりカバーしたいならクリームタイプ、明るくナチュラルに仕上げたいならリキッドタイプがおすすめです。

【STEP3 フェイスパウダー】

 次にフェイスパウダーでベースメイクを密着させ、肌の表面を整えます。ブラシでつけると薄づきに、パフでつけるとしっかりとお粉がつきます。

2024.09.28(土)
文=増本紀子(alto)
撮影=釜谷洋史