![眉メイクの苦手意識を払しょくして、もっとメイクを楽しく!](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/0/1280wm/img_4024c4e689e0eb1959653a6102fbfacd117452.jpg)
毎日、何気なくしている眉メイク。昔からの習慣で、特に考えることもなく描いているという人が大多数のよう……。でも、実は、眉は時代を象徴するパーツともいわれるほど大切な部分。いままでおざなりに描いてきた眉をアップデートしてみませんか?
今回はカネボウ化粧品アーティストの形部さんに、大人気のケイトのアイテムを使った眉メイクの基本をとことんお聞きしました。アイテムの使い方をしっかり習得して、“古い顔”から卒業しましょう!
「基本の描き方篇」と「眉メイクがさらに楽しくなるTips篇」の2本にわけて紹介します。
眉の基本の描き方
【事前学習】
![眉毛を大きく3ブロックにわけて、それぞれ色を変えるイメージで。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/a/1280wm/img_8a86e5df5a54d7b9b68d0395d86299ae185088.jpg)
基本的な考え方としては、眉毛を「A=眉頭から毛が密集している部分」「B=毛が密集している部分から眉山」「C=眉山から眉尻」の3ブロックに分け、それぞれ色を変えて塗ることで、立体感を出していきます。それでは細かく手順を解説していきます。
【Step1】スクリューブラシで毛流れを整える
![スクリューブラシで毛流れを整える。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/9/1280wm/img_29e628b9f01480b537bd585379bca62f157055.jpg)
眉頭から眉尻に向かって2~3回、スクリューブラシを使ってコーミングします。どこに毛が密集しているか、または少ないかが、毛流れを整えることで目に見えるので、ぜひ行いましょう。
【Step2】毛が密集している部分から眉頭に向かってパウダーをのせる
![毛が密集している部分から眉頭に向かって(※Aの箇所)パウダーをのせる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/3/1280wm/img_8313a694151f22a1cc1a08699313dec8152152.jpg)
まず、毛が密集している部分から眉頭に向かって(※Aの箇所)、「ケイト デザイニングアイブロウ3D EX-4」の中段のカラーをブラシでのせます。この部分から始めると、失敗をしにくくなります。色をのせるときは、ブラシに色をとってから、手の甲やティッシュに一度バウンドさせて、量を調整するのがマスト!
【Step3】中央から眉山へパウダーをのせる
![中央から眉山へ(※Bの箇所)パウダーをのせる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/7/1280wm/img_97c8d56ac4873f79de6a42c4f94c8de8157685.jpg)
「ケイト デザイニングアイブロウ3D EX-4」の上段の濃いカラーと中段のカラーをブラシで混ぜ、先ほどと同様に一度バウンドさせてから、Step2で色をのせた毛が密集している部分から、眉山へ(※Bの箇所)とパウダーをのせます。
【Step4】眉山から眉尻へ濃いカラーをのせる
![眉山から眉尻へ(※Cの箇所)濃いカラーをのせる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/4/1280wm/img_9488381b4da3fb4dd6c6db34c97e04bc176317.jpg)
「ケイト デザイニングアイブロウ3D EX-4」の上段の濃いカラーをとり、バウンドさせてから眉山から眉尻に向かって(※Cの箇所)ブラシでカラーをのせます。
【Step5】毛の足りない部分をペンシルで描く
![毛の足りない部分をペンシルで描く。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/2/1280wm/img_a29faa03270b7980f7de58ffc7505a9c169321.jpg)
![眉尻も丁寧に。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/7/1280wm/img_875973f6d7d618573acfbf8c41fd4f39166157.jpg)
眉尻や眉下など、毛の足りない部分にはペンシルを使用します。アイブロウパウダーと同系色を選び、一本ずつ毛を描き足すように丁寧に。
毛を描き足すときに注意したいのが、「眉毛の下のライン」。眉と目の距離が離れると老けて見えがちなので、角度を付けずに、水平気味に描くことを心がけましょう。
また、毛のない部分は、毛のある部分より濃い色で描くのがおすすめです。
2023.11.10(金)
文=増本紀子(alto)
撮影=釜谷洋史