この記事の連載

人生で思わず夜ふかしして読んでしまったマンガは?

◆『ベルサイユのばら』池田理代子/フェアベル

 フランス革命前後を舞台に、男装をした女性オスカルやフランス王妃マリー・アントワネットらの波乱万丈な生涯を描いた不朽の名作。

「アニメ映画化が発表になった夜、またやっちまいました。しかも、あれほど展開も重厚で、多くの感情が詰まっているのに、本編は全9巻と短いので一晩で読めてしまう。1巻の『きょうは ベルサイユは たいへんな人 ですこと…』。なんでもない社交辞令の言葉が、これほど深いとは……真の名作」

薗部真一さんの「マンガを読むときのマイルール」

「食事、移動、ベッドで。いつでもどこでもマンガが読めて幸福です」

2024.09.24(火)
文=大嶋律子(Giraffe)