暑い夏が過ぎ、心地いい季節。旅をしたい気持ちが高まってきました。
紅葉や秋祭り、収穫のよろこびなど、日本にはたくさんの美しい秋の絶景・風物詩があります。そんな日本ならではの魅力を感じるとっておきのスポットをご紹介。
「いつか」ではなく、今度の旅行の参考に。私たちを待っている秋ならではの豊かな景色をお楽しみください!
» #01 蔵王温泉大露天風呂
» #02 湯殿山神社
» #03 最上川舟下り
» #04 芋煮
» #05 大蕨の棚田
» #06 長井ダム/ながい百秋湖の紅葉
» #07 もみじ公園の紅葉
» #08 やまがた川西ダリヤ園
» #09 面白山高原と紅葉川渓谷の紅葉
» #10 ドッコ沼の紅葉
◆蔵王温泉大露天風呂
「蔵王温泉大露天風呂」は、蔵王の大自然を味わいながら入浴できる源泉かけ流しの露天風呂。四季折々の景色を楽しむことができ、秋には赤や橙、黄色の紅葉に包まれながら、極上の湯浴みを堪能できる。
川沿いにつくられた露天風呂で、周囲を木々に囲まれ、開放的な気分で入浴できる。湯船は、上流の女湯に2つ、下流の男湯に2つある。
蔵王温泉の湯質は弱酸性の硫黄泉で、硫黄泉には表皮の殺菌や皮膚を強くする作用があるため、「美肌の湯」「美人づくりの湯」とも呼ばれている。血行促進の効果も。
ちなみにシャワーはなく、シャンプーや石鹸も使用不可。しかし、湯の成分が肌の脂分を洗い流すことから「石鹸いらずの湯」ともいわれている。
営業期間:例年4月中旬~11月下旬まで(冬期休業)
蔵王温泉大露天風呂(ざおうおんせんだいろてんぶろ)
所在地 山形市蔵王温泉荒敷853-3
https://yamagatakanko.com/attractions/detail_2764.html
◆湯殿山神社
出羽三山のひとつ「湯殿山」は、修験道の聖地とされる標高1,504メートルの山。山腹には「湯殿山神社」が鎮座し、山頂にある湯を湧出する巨岩をご神体として信仰。すべてのものを産み出す山の神「大山祇命」を祀っていることから、「未来の世を表す山」ともいわれている。
出羽三山の奥の院で、本宮は開山1400年以上の歴史をもつ。本宮は、お祓いを受けてからでなければ参拝できない。
紅葉の名所としても有名で、県内で最も早く紅葉が始まるスポットのひとつ。本宮まで約1キロメートルのなだらかな参詣道を歩きながら観賞でき、紅葉した山をバックにそびえる大鳥居の景観が人気だ。
ただし、写真撮影禁止、参拝は土足厳禁という厳しい戒めがあるのでご注意を。
開山期間:例年4月下旬~11月初旬
湯殿山神社(ゆどのさんじんじゃ)
所在地 山形県鶴岡市田麦俣六十里山7
https://yamagatakanko.com/attractions/detail_1339.html
2024.09.21(土)
文=CREA編集部