◆オンネトー

 「オンネトー」は、「阿寒摩周国立公園」の最西端に位置する湖。アイヌの言葉で「年老いた沼」「大きな沼」を意味し、季節や天候、見る角度によって、ダークブルーやエメラルドグリーン、澄んだ青色に見えることから、神秘の湖とも呼ばれている。

 9月下旬ごろになると、アカエゾマツやナナカマドなどの湖畔の木々が色づき始め、湖面が水鏡となり紅葉を映す美しい光景に。

 湖周辺に整備された遊歩道ではどの場所からでも紅葉を眺められ、散策しながら神秘の世界を存分に味わえそうだ。

見ごろの時期:10月上旬~中旬ごろ

オンネトー(おんねとー)

所在地 北海道足寄郡足寄町茂足寄
https://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail_10469.html

◆黄金岬海浜公園

 「黄金岬海浜公園」は、夕陽の名所「黄金岬」一帯に整備された公園。黄金岬から眺める夕陽は「日本一の落陽」と評されており、「日本の夕陽百選」にも選ばれている。

 かつて、ここではニシン漁が盛んに行われており、産卵期に大群で押し寄せるニシンが夕陽を浴びて黄金色に輝いて見えたことから、黄金岬と呼ばれるようになったそう。

 イソガニ釣りや黄金岬キャンプ場が開設される夏の人気シーズンは、ファミリーやグループ客などで賑わうが、閑散期の秋は夕陽の観賞におすすめだ。

黄金岬海浜公園(おうごんみさきかいひんこうえん)

所在地 北海道留萌市大町2丁目
https://www.rumoi-rasisa.jp/web/rumoimeguri/ogonmisaki/

2024.09.21(土)
文=CREA編集部