◆若草山の夕日
奈良公園の東部に位置する若草山は、高さ342メートル、広さ33ヘクタールのなだらかな山。笠のような山が3つ重なっている様子から、三笠山とも呼ばれている。山頂は人気のビュースポットで、東大寺大仏殿をはじめ、晴れた日には遠く大和三山を望むことができる。また山頂には鶯塚古墳があることでも知られる。
おすすめは夕暮れ時。日没にかけて景色が移り変わる様子は非常に美しく、夜景は新日本三大夜景にも選ばれるほど。夏の夕涼みにもぴったり。
若草山の夕日(わかくさやまのゆうひ)
所在地 奈良県奈良市雑司町
https://yamatoji.nara-kankou.or.jp/02nature/01mountain/01north_area/wakakusayama/
◆般若寺 紫陽花ガラスボール
飛鳥時代の創建と伝わる奈良市の古刹、般若寺。
石仏を包み込むように境内一帯に咲き広がる季節の花々が美しく、花の寺として有名な場所。
秋のコスモスがよく知られているが、初夏のアジサイと初夏咲きのコスモスもすばらしい。
丸いガラスの器に色とりどりのアジサイの花を入れた「紫陽花ガラスボール」が並べられ、初夏の境内に涼しげな彩りを添えている。この美しい姿がSNSでも話題に。
般若寺 紫陽花ガラスボール(はんにゃじ あじさいがらすぼーる)
所在地 奈良市般若寺町221
https://yamatoji.nara-kankou.or.jp/023flower_spot/hannyaji/dgypt1a535/
2024.07.20(土)
文=CREA編集部