この記事の連載

つくり手と使い手を結ぶセレクトショップ

Q2 贈りものが見つかる店は?

島の装い。STORE

 豊見城市豊崎で、「沖縄の“ものづくり”で、暮らしを装う日々の店」をテーマに、沖縄のクラフトや雑貨、食品などを扱うセレクトショップ。

「つくり手とのつながりを大切にしながらその想いを伝える。贈りものにもぴったりな沖縄の“ものづくり”に出合えます」

島の装い。STORE

https://shimanoyosooi.com/

子どもに寛容な沖縄らしい贈りものの風習

Q3 この都市ならではの贈りものトピックスは?

ムーチー

「沖縄には、旧暦12月8日に『ムーチー』という、月桃の葉に包んだお餠を食べて子どもの健康を願う風習があります。子どもが生まれた家庭での初めてのムーチーは『ハチ(初)ムーチー』といって、ムーチーを近所や親戚に配ります。

 たくさんの人に守られ、健やかに成長することを願う、幸せを配る、といった意味合いがあるそうで、沖縄らしい習わしだと思います」

●教えてくれたのは……

セソコマサユキさん
編集者

沖縄在住。観光情報サイト「沖縄CLIP」編集長。沖縄のものづくりの魅力を伝える「島の装い。」プロジェクト共同代表。著書多数。
嬉しかった贈りもの:子どもたちからのバースデーカード。

※47都道府県の手土産やスタイリスト・曲田有子さんがセレクトしたクッキー缶9選、2023年のベストコスメなどのコンテンツは「CREA」2024年冬号でお読みいただけます。

次の話を読む【韓国・ソウルで買うべき手土産】搾りたてのゴマ油を買うならここ! センスのいい「白い器」もおすすめ

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自由に旅できるいまだから気になる
あの都市の贈りもの

2024.02.07(水)
文=大嶋律子(Giraffe)
写真=アフロ〈風景〉

CREA 2024年冬号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

贈りものバイブル

CREA 2024年冬号

贈りものバイブル

定価980円

気兼ねなく人と会い、久々に好きな場所を旅する――。2023年は心躍る、まさに再会の年となりました。ここ数年の時代と価値観の大きな変化を経て、ギフト選びもアップデートが必要に。そんないま、贈りもの賢者たちは何を選ぶのかを伺いました。挨拶代わりの手みやげから、大切な人へ思いを伝える名品まで、650点以上のギフトの中から、あなたのお気に入りが見つかりますように。