冷たく乾いた木枯らしが吹き、日本に冬がやってきました。自然の美しさと厳しさをひときわ感じる季節です。
凍てつく寒さが生む景色や、澄んだ空気に映えるイルミネーション……日本各地の冬ならではの絶景・風物詩を集めました。
暖かくして、今しか見られない冬景色に会いにいってみませんか? 暖かくして、今しか見られない冬景色に会いにいってみませんか? 今回は、沖縄県が誇る冬の絶景・風物詩をピックアップ。日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。
» #01 旧正月の大漁旗
» #02 トックリキワタ
» #03 冬の星空
» #04 シギラ黄金温泉
» #05 春の訪れを知らせてくれるコスモス畑
» #06 桜まつり
» #07 冬のクジラ
» #08 水中の世界
» #09 イルミネーションイベント
» #10 キャンプで楽しむ冬の大自然
◆旧正月の大漁旗
「旧正月の大漁旗」は、旧暦1月1日に行われる旧正月を祝う伝統行事。
旧暦文化が色濃く残る、本島南部の糸満市などの漁業が盛んな地域で行われており、漁師たちは漁船に縁起物の大漁旗を揚げ、旧年中の無事に感謝し、新年の豊漁や安全を祈願する。
港では色鮮やかな大漁旗がはためき、町はお祝いムード一色に。そんな情景から沖縄の旧暦文化にふれることができる。
開催日:旧正月(新暦:2月ごろ)
旧正月の大漁旗(きゅうしょうがつのたいりょうばた)
開催地 沖縄本島・離島
https://www.okinawastory.jp/feature/kurashi/calendar1_3
◆トックリキワタ
幹が徳利状に膨らんでいることが名前の由来といわれる熱帯花木の「トックリキワタ」。沖縄県内の公園や道路沿いで多く見られる。
12月ごろになるとピンクや白の花を咲かせ、その姿が桜に似ていることから、早咲きの桜と見間違える人もいるのだとか。
花が散った後にはアボカドのような実がなり、実がはじけると綿毛がふわふわと空中を舞って、辺りが真っ白な綿で彩られる。
見ごろの時期:12月~3月
トックリキワタ
所在地 沖縄本島・離島
https://www.okinawastory.jp/feature/monthly_november/
2024.01.14(日)
文=佐藤由樹
協力=沖縄観光コンベンションビューロー