この記事の連載
マック【前篇】
マック【後篇】
●5点置きを忘れずに!
では、使い方を習っていきましょう。
今回は、贅沢にもM・A・Cシニア アーティストの池田 ハリス 留美子さんに教わりました。留美子さんには後篇で、美顔に見える「ファンデーションのつけ方」(しかも結構簡単!)も教わりますので、お見逃しなく。
![M・A・Cシニア アーティストの池田 ハリス 留美子さん。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/c/1280wm/img_2c85d94137b4062b2d104407dd820b05476731.jpg)
まずは、美容液の量から。
「量は適量でないと、その後の下地やファンデーションがうまくのらなくなるので、自分の適量を知っておくのが大事です」(留美子さん、以下同)
今回使用した「ハイパー リアル セラマイザー」(30ミリリットル 9,130円)の場合、顔全体で2プッシュが目安。
![美容液は使用分をまずは手の甲に取る。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/0/1280wm/img_206e6beddd6812797e67e3bf6ee3160c112365.jpg)
手の甲に2プッシュ出したら、指で顔にのせていきます。ここで大事なのが、顔への置き方です。
「顔の5か所に、均等に置いていきましょう」
![丸をつけた5か所に、均等に置くのが大事。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/1/1280wm/img_d19f0772420518284acc0145fac37bd3259389.jpg)
均一に塗るために顔の5点に置くのが大事なのですが、私はこのいわゆる「5点置き」みたいな方法を行ったことがありませんでした。美容液などは手のひらになじませてからつけることが多く、その場合は、手を数か所に置きながら塗り広げていくのですが、その方法で「均等に塗れているか」というと不明ですし、日焼け止めなどは、頬に適当につけては伸ばし、また額につけては伸ばし……というふうに量のバランスを意識しないで塗っていました。
けれど、そういう適当さが量の不均一を生み出していて、仕上がりにムラを感じる原因になっていたのかもしれません。
で、ブラシです。
![絶妙にカットされていて、曲線にもすっとなじみます。軽い!](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/9/1280wm/img_f9de27c8d11655c6174158545cb3c89188520.jpg)
ブラシはなんと職人さんが手作業で仕上げているそうで、顔の曲線に合うよう絶妙にカットされています。
公式HPには、「手で塗布するよりも、ブラシを使う事で、肌に余計な負荷をかけることなく、やさしく均一に肌に塗布します」と書いてあるのですが、本当にさっと走らせるだけで、顔の凹凸や小鼻回り、目のキワにも簡単に塗ることができました。
![ブラシを使うと、簡単に隅々にまで行き渡らせられます。しかも均等につけやすい!](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/8/1280wm/img_f8295e127b2d717872c1603ac9e99ed0135952.jpg)
ちなみにブラシの使い心地は、とても軽やか。肌に負担なく、かつ、まんべんなく顔の隅々にまで美容液を行き渡らせることができました。
2023.11.12(日)
文・写真=にらさわあきこ
撮影=釜谷洋史