この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年12月20日)

» きのうのレシピ「ごまブリのっけ出汁茶漬け」


vol.159 ベーコンと白菜、なめこのシチューかけごはん

ベーコンと白菜、なめこのシチューかけごはん。
ベーコンと白菜、なめこのシチューかけごはん。

 フト思い立って、なめこをホワイトソースに入れてみたくなりました。うん、かなり合うと思う。ベーコンと白菜と違和感なくまとまって、旨みや香りも増しますね。そしてホワイトソース、便利な顆粒タイプのおいしいのを見つけたのでご紹介します。

「栗原はるみのホワイトソース」486円/エスビー食品
「栗原はるみのホワイトソース」486円/エスビー食品

 パウダータイプで使いやすくて、味わいもやさしく、今かなりのお気に入り。少量の具材を炒めてホワイトソースにして、パンにのっけてとろけるチーズをかけて焼く、なんて使い方もいいですね。

■材料(1人分)

・ベーコン:50g
・白菜:100g
・なめこ:60g
・ホワイトソースの素(顆粒) :大さじ3
・水:100ml
・油:小さじ1
・ごはん:適量

■作り方

(1) 白菜は厚いところと薄いところに分けて、ひと口大に切る。ベーコンは食べやすい大きさに切り、なめこは石づきを除いて小分けにしておく。

(2) フライパンに油をひいて中火にかけ、ベーコンと白菜の厚いところ入れて1分~1分半ほどおき、焼きをつける。

(3) なめこ、白菜の薄い部分も加えて軽く炒める。

(4) いったん火を止めて、ホワイトソースの素と水を入れてよく混ぜる。全体がよく合わさったら中火にかけてとろみがつくまで煮る。

(5) 器にごはんを盛り、(4)をのっける。

 なめこじゃなく、エリンギやぶなしめじなど、他のきのこを使ってももちろんOK。中でもえのきがね、よく合いますよ。

 そうそう、しらいさんの昨日のブリのだし茶漬け、おいしそうでしたね。刺身茶漬けって私はあまりやらないのですが、ごま漬けにしたのはすごく合いそう。惹かれました。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

» 連載「のっけて、食べる」レシピ一覧

次の話を読む【インスタントラーメン アレンジ】 牡蠣とにらのっけラーメン “豊洲市場の名物ラーメン”風に!

← この連載をはじめから読む

Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.12.20(水)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔