自宅で簡単に活版印刷を楽しめるアイデア商品!
◆一張名片 ヒノキ材・クスノキ材4,800元、マツの木材3,800元
画期的とも言える、ポータブル活版印刷機。発売時のクラウドファンディングでは、わずか3時間で目標額を超える520万元に達したそうです。そして、発売後は日本や台湾で数多くのデザイン賞を受賞しました。
本体の素材は、ヒノキ材(リサイクルしたもの)、クスノキ材、マツの木材の3種類があります。商品名に「名片(名刺)」とありますが、ショップカードや誕生日カードなど、さまざまなカードを作製することができます。
まずはデザインを考え、活字と特製クワタ(隙間を埋めるのに用いるもの)を組み合わせ、印刷版を作ります。これが完成したらインクを塗り、ローラーが付いた上部のスライドカバーを動かします。この際に印刷にムラが出ないようにするために、ローラーが活字部分に来たら均一に力をかけるようにするのがポイント。コツを掴む必要があるので、まずは店でスタッフの方に教えてもらいながら試し刷りをするのがおすすめです。
やや値は張りますが、ショップや学校、サークルなどで購入する方も少なくないとのこと。ご家庭で購入し、家族みんなでワイワイ楽しむのもおもしろいかもしれません。
なお、印刷版はスタッフに依頼して作製してもらうこともできます。組み立て方や使用方法が書かれた日本語の説明書もあるので安心。こちらの動画も参考になります。
2023.11.01(水)
文・撮影=片倉真理