この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年11月29日)

» きのうのレシピ「ベーコンと白菜のシチュー風のっけごはん」


vol.138 レンチンビビンバ丼

レンチンビビンバ丼。
レンチンビビンバ丼。

 ビビンバってそんなに難しい料理ではないのですが、のっけるものが多いので作るのが億劫。私はビビンバを作るときはナムルが残ったときにエイっと作ります。

 今回は全部レンチンで作りました。ちゃんと作るとおいしいけど、簡易版でも十分おいしい。野菜がたっぷりとれて嬉しいのっけごはんです。

■材料(1人分)

・もやし:1/2袋
・にんじん:1/5本
・ほうれん草:1本
・牛細切れ肉:50g

A
・醤油:大さじ1/2
・砂糖、ごま油:各小さじ1/2
・にんにくすりおろし:少々

・韓国海苔:適量
・キムチ:適量
・白すりごま:適量
・ごはん:適量

■作り方

(1) にんじんは千切り、ほうれん草は3センチの長さに切り、もやしはひげ根をとる。

(2) (1)を耐熱容器に入れ、ごま油、塩少々でさっと和え、電子レンジ600ワットで2~3分かけて取り出し、こしょう少々で味を調える。

(3) 牛肉も耐熱容器に入れ、Aをもみこみ、電子レンジ600ワットで1分30秒加熱し、ほぐす。

(4) ごはんに(2)と(3)、キムチをのせ、韓国のりをかけていただく。

 最近スーパーで見かけるふりかける系の韓国のり、いいですよね。ごはんやラーメン、うどんに、とにかくなんでもふりかけていただいております。

 昨日、白央さん、ごはんにシチューをのっけてましたね。私もシチューご飯大好きですが、このシチューをごはんにのっけるか問題、東西をわけるくらいの論争になることがあります(笑)。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.11.29(水)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔