北国ならではのライフスタイルをテーマにしたリゾート

◆洞爺湖 鶴雅リゾート 洸の謌(ひかりのうた)

 北海道で個性豊かな温泉旅館やホテルなどを運営する「鶴雅グループ」14施設目となるホテル「洞爺湖 鶴雅リゾート 洸の謌」が2023年4月にグランドオープンした。

 札幌から車で2時間、空の玄関口である新千歳空港から車で1時間20分ほどに位置する洞爺湖。この北海道を代表するリゾートエリアに、アドベンチャーツーリズムの拠点として同ホテルは開業。北国ならではのライフスタイルをテーマとした新しい形の北海道リゾートを提案している。

 美しい草花と樹木が広がる56,000平米の巨大な庭園に囲まれた敷地に入ると、地球を感じるような壮大なランドスケープを体感することになる。

 水盤に浮かぶ水のラウンジ「洸響」の東に向いた軸上には、空へと続く「洸の路」が伸び、階段を進むと地球を肌で感じるフォトジェニックな丘「洞爺テラス」へと辿りつく。高さ15メートルの丘からは、広大な敷地の様子や洞爺湖、羊蹄山、昭和新山、有珠山が一望でき、四季折々の大自然の生命力が感じられるのだ。

 館内に入ると、洞爺湖の象徴となる“湖”をイメージした水のラウンジ「洸響(こうきょう)」、“火山”をイメージした火のラウンジ「淡の灯(うすのあかり)」など、水・土・木で構成されたロビーが。水盤から反射する光のゆらぎ、蒼く深い陰影を持つ彫刻、アイヌモチーフの芸術作品がゲストを深い静寂の中に包み込んでくれる。

 客室は全12タイプ48室。木の温もりを感じられる露天風呂付きの部屋、洞爺湖の清々しい風景を望む最上級のスイートルーム、愛犬同伴可能な「ワンちゃんルーム」など。ゲストそれぞれのライフスタイルに合わせてセレクトできる、個性的でタイプ多彩な客室が用意されている。

 レストランは、地域の恵みを味わえる3カ所。素材の味を活かしたフレンチ、採れたての素材をシェフの技術とこだわりが光る料理で楽しむ新しい形の日本料理、ライブキッチンで臨場感をも味わえる鉄板焼き。

 いずれも、火山の恩恵を受けた風土や文化、土地ならではの食材を使い、地域を料理に表現することがコンセプト。自然とアートが宿る心地よいロケーションで、洞爺湖の食の魅力が堪能できる。

 また、アドベンチャーツーリズムの拠点として開業したリゾートだけに、洞爺湖を楽しむ多彩なアクティビティメニューが用意されているのもポイントのひとつ。フィッシング、カヌーやSUP、トレッキングやノルディックウォークなど。また広大な敷地内を満喫するプログラムや、周辺の散策ルートや観光情報の案内なども。

 洞爺湖の自然を間近にする「洞爺湖 鶴雅リゾート 洸の謌」では、北海道ならではの遊びと癒しに満ちたリゾート体験ができること請け合いだ。

洞爺湖 鶴雅リゾート 洸の謌(ひかりのうた)

所在地 北海道有珠郡壮瞥町壮瞥温泉88-26
電話番号 0142-82-7160 (総合受付)
https://www.hikarino-uta.com/

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2023.10.10(火)
文=立花奈緒(ブレーンシップ)