◆姥ヶ平の紅葉

 姥ヶ平は、日本百名山の1つに数えられる茶臼岳に広がる低木林帯。関東を代表する紅葉の名所であり、例年9月下旬から10月上旬に見ごろを迎え、山一面が赤や黄、橙に紅葉し、錦秋に染まる。

 姥ヶ平までは、那須ロープウェイで山頂まで行き、山頂駅から登山道を歩いて1時間ほど。那須ロープウェイの中からも、空中散歩をしながら山の紅葉を見下ろして楽しむことができる。

姥ヶ平の紅葉(うばがだいらのこうよう)

所在地 栃木県那須郡那須町湯本

◆小田代原の紅葉

 日光国立公園内にある小田代原は、湿原と草原の特徴を持つ珍しい草原地帯。草原を囲むようにミズナラ林やカラマツ林などの大自然が広がっており、四季折々のパノラマ景色を楽しめる。

 秋になると草原が草紅色に、ミズナラの林が黄色に染まって、紅葉の幻想的な光景に。樹々の黄葉は「金屏風」などと呼ばれている。

 また、草原の真ん中に1本だけ立っているシラカンバは、その美しさから「小田代原の貴婦人」と呼ばれ、人気のフォトスポットになっている。

 紅葉の例年の見ごろは、草紅葉は9月下旬から10月中旬、樹々の黄葉は10月中旬から下旬。

小田代原の紅葉(おだしろがはらのこうよう)

所在地 栃木県日光市
http://www.nikko-kankou.org/spot/11/

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
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