躍進する王都バンコクを“自分スタイル”で楽しみ尽くしたいなら、ポイントとなるのがホテル選び。王道の老舗から話題の最新ホテルまで、今の気分にあった一軒をセレクトしたい。
“私だけのバンコク”を実現するホテル選びにおすすのホテル6軒を6回にわたりご紹介。
絶景を独り占めする都心のモダンなホテル
◆Centara Grand at CentralWorld(センタラ グランド アット セントラルワールド)
![ルーフトップバー「レッドスカイ」のアーチ型モニュメントは、蓮の花をイメージしたもの。日没後はライトアップされ、煌びやかな光に包まれる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/2/1280wm/img_2261340d5b64af6d12de4b4da507484f139340.jpg)
クルンテープ(天使の都)―。バンコクの人々は、18世紀に付けられたとてつもなく長い正式地名の冒頭の言葉をとって、この街をそう呼ぶ。
大都会に変貌した現代、天使のごとく私たちを天空へと導くのは、モダンな高層ホテルだ。
![風格あるインテリアの“ファミリープレミアムルーム” 10,000タイバーツ~。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/5/1280wm/img_252f0b8047765498065e71fd42d8e68f122806.jpg)
中心部にある55階建てのこちらのホテルは、13カ国以上で展開するセンタラ ホテルズ&リゾーツのフラッグシップ。客室やレストラン、プールなど、そのどれもが空に近い。
![ゆったりとしたクラブラウンジ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/1/1280wm/img_c1aa81330244625ad24edcb29dc8f561110443.jpg)
滞在を贅沢にするのが、ワールドクラブフロア以上のゲストが利用できる51階のクラブラウンジだ。オープンは朝食から夜のオードブルまで。
![クラブラウンジの朝食の焼きたてパンが美味しい。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/1/1280wm/img_31f4a654ca43dec049ddfb2a666988a5121016.jpg)
ビルの屋上にあるヘリポートを眼下に眺めながら朝シャンパン、そんな映画のようなシーンも、ここなら体験可能だ。
![26階にあるプールからの眺望も素晴らしい。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/5/1280wm/img_d53b4d141783f879b44df755ac5e44e4173291.jpg)
なにより、このホテルの名を世に知らしめているのは、最上階のルーフトップバー「レッドスカイ」だろう。
ガラス一枚で隔てられたその向こうには、美しいサンセットや煌めく夜景。天空にいる優越感は、ここを訪れた人だけの特権だ。
![有名なショッピングスポットに簡単にアクセスできる絶好のロケーション。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/b/1280wm/img_dbc16c65e98f333f56bc592cfdd875c7162928.jpg)
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Centara Grand at CentralWorld(センタラ グランド アット セントラルワールド)
所在地 999/99 Rama 1 Rd, Pathumwan, Bangkok
電話番号 0 2100 1234
客室数 509室
料金(1室) 6,290タイバーツ~
https://www.centarahotelsresorts.com/
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
Column
CREA Traveller
文藝春秋が発行するラグジュアリートラベルマガジン「CREA Traveller」の公式サイト。国内外の憧れのデスティネーションの魅力と、ハイクオリティな旅の情報をお届けします。
2023.06.22(木)
文=芹澤和美
撮影=志水 隆
構成=矢野詔次郎
CREA Traveller 2023 vol.2
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。