キャンプビギナーは狙い目 Standard Productsで見つける プチプラなアウトドアグッズ13選

実体験をもとに生まれた使いやすいアイテムが急増中

 「ちょっといいのが、ずっといい。」をコンセプトに、シンプルで飽きのこないデザイン、かつ使い勝手のいいアイテムを展開する「Standard Products」。ご存知の通りダイソーが手がける新ブランドで、2年前にオープンした第1号店の渋谷店を皮切りに現在国内に45店舗、さらにシンガポールや台湾にも進出し、生活雑貨の人気ショップとして定着しています。

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　約2,000ともいわれるアイテムの中にはアウトドアラインも常時60種ほどあり、どれもブランドコンセプトが貫かれ、しかもリーズナブル。「こんなアイテムが欲しかった！」とキャンプ好き界隈でも話題を集めています。

　なぜそんな“かゆいところに手が届く”商品が生まれるのか、マロニエゲート銀座店のスタッフ・阿部日菜子さんに伺ってみたところ、その理由はアウトドア好きのスタッフにあるそう。

 「それぞれの実体験をもとにアイデアを出し、商品開発にも積極的に携わっています。たとえば、一度発売されたホットサンドメーカーが、スタッフが意見を出し合い、後から分離型に変更になるなど、日々、ブラッシュアップもされているんですよ。また、ほとんどがPB（プライベートブランド）商品のため、全国の作り手の方々と直接コラボできることも、品質、価格の両面で大きいですね」とのこと。

　さらに、製品をつくるうえでのこだわりを伺ったところ、「アイテムとしての性能はもちろん、老若男女を問わず使いやすいこと、そして長く使えること。えんぴつの端材を有効活用したアウトドア用着火剤など、サステナブルであることも大切にしています」

　そんな「Standard Products」のアウトドアアイテムの中から、今手に入れるべきアイテム13点をセレクト。
「アウトドアライン以外にもキャンブで便利に使えるアイテムがあるので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね」

アイデア豊かで機能的な定番ランナップ

■クイックエクスパンドサンシェード（ペグ4本、収納バッグ付き）

　持ち運びがラクなポップアップ式サンシェード。「色はグリーン×グレー、ネイビーブルーの2色展開で、どちらも自然にとけ込むシンプルな色合い。大人2名が座れる広さで、風通しもよく快適です」。

■アウトドア用着火薪

 「Standard Products」のえんぴつの端材から生まれたサステナブルな着火剤。「ロウ入りなので火がつきやすく、臭いが穏やかで、煙が少ないのも利点です」

■純綿軍手

　歴史ある手袋の製造地、和歌山県有田市の職人の声から生まれた軍手。「細い純綿糸を10本以上束ねることで、ハードな使用にも耐える強度と密度に。なにより肌触りが抜群なんです」

2023.04.26(水)
文＝諸井まみ
撮影＝鈴木七絵