Magnificent View #066
トーテムポールとイェイビチェイ(アメリカ)

(C) David Muench / Corbis / amanaimages

 モニュメントヴァレーは、ユタ州からアリゾナ州にかけて広がる荒野。巨匠ジョン・フォード作品をはじめとする数多くの西部劇映画の舞台となったことでも有名だ。

 この地は、もともとネイティブアメリカンのナバホ族が暮らしていた地域であり、現在はその居留地となっている。ゆえに、彼らの習俗が風物などの名前に色濃く反映されている。

 写真中央に屹立する煙突のような天然の石柱は、おなじみの柱状彫刻の名を借り、トーテムポールと呼ばれる。その高さは128mにもおよぶ。

 そして、左の岩石群の通称はイェイビチェイ。耳慣れぬ響きだが、これは、ナバホ族の儀式のひとつを指す言葉である。地底から甦った精霊に扮して踊る人々の姿に似ていることから、この呼び名が与えられたのだという。

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