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さば缶とみょうがのみそスープ

■材料(2人分)

・さばの水煮缶:正味 80g(汁 10g)
・みょうが:1個
・長ねぎ:1/3本

[A]
・水:400ml
・酒:大さじ1

・しょうがの絞り汁:小さじ2
・米油:小さじ1

■作り方

(1) 長ねぎは2ミリ幅の斜め切り、みょうがは縦にせん切りにする。

(2) 鍋に米油と熱し、中火で長ねぎが色づく程度に炒める。

(3) [A]とさばの水煮を汁ごと加え、さばをざっくりとほぐす。煮立ってきたらみそを溶き入れ、しょうがの搾り汁を加える。器に盛り、みょうがをのせる。

―発酵memo―
みその乳酸菌+食材の栄養素をみそ汁にして全部いただく

みょうがは、カリウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富。不飽和脂肪酸のDHAやEPA、カルシウムが手軽にとれるさば缶を汁ごとみそ汁にして食べれば、みその乳酸菌もとれるバランスのよい一品になります。使用している米油はオリーブオイル同様、整腸作用が期待できます。

著者・清水紫織

発酵料理教室「神楽坂発酵美人堂」店主。ソムリエの資格を持つ。自身のアレルギー発症と妊娠をきっかけに、体質や腸内環境の改善を模索し、発酵食品の魅力を知る。発酵料理人の伏木暢顕氏に師事し、東京農業大学醸造科学科で学びを深める。教室では「美人の素は腸にあり!」をコンセプトに、発酵食品の仕込みや発酵食品を使った料理を教える。手軽に発酵を楽しめ、簡単でおいしいと評判。また、「0歳からの腸活」を掲げ、キッズ教室など食育にも力を注ぐ。

発酵調味料でつくる からだにいい発酵スープ

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2023.03.29(水)
文=清水紫織、CREA編集部
写真=野口健志