休眠から目覚めた木や草が花を咲かせ、景色を鮮やかに染め上げる春がやってきました。
四季があり、自然の移ろいを感じられる日本。各エリアの観光の達人が選ぶ、その地に息づく春色の景色をお楽しみください。
「いつか行きたい! 『日本にしかない風景』再発見」2023年版、今回は、福岡県観光情報公式サイト「クロスロードふくおか」PR担当が選ぶ、春の風景をご紹介します。
◆草場川の桜並木
草場川の桜並木は、春の花見散策に人気のスポット。昼夜で異なる美しさは評判で、例年3月下旬~4月上旬の見ごろの時期になると、地域住民だけではなく写真愛好家も多く訪れる。
「清流・草場川河畔の約2.2キロメートルの桜並木は、菜の花も一緒に楽しめる桜の名所です。
青空とのコントラストも絶景ですが、夜にはライトアップされ(日没~22時頃)、闇夜に浮かぶ淡い桜ピンクの並木道は幻想的です」(「クロスロードふくおか」PR担当)
草場川の桜並木(くさばがわのさくらなみき)
所在地 福岡県朝倉郡筑前町久光
https://www.crossroadfukuoka.jp/event/?mode=detail&id=400000008193&isSpot=1
◆平成筑豊鉄道ことこと列車と菜の花
「深紅の車両が田園風景に映える、水戸岡鋭治氏がデザインを手掛けた平成筑豊鉄道のことこと列車は、大人気のレストラン列車。地元産の食材にこだわったフレンチを堪能できます。
春には、沿線を軽やかに揺れる黄色の菜の花が彩ります」(「クロスロードふくおか」スタッフ)
平成筑豊鉄道ことこと列車と菜の花(へいせいちくほうてつどうことことれっしゃとなのはな)
所在地 平成筑豊鉄道田川線赤駅~内田駅間
http://www.heichiku.net/goodies/cotocoto_train/
2023.03.14(火)
文=CREA編集部