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 フラワーデザイナーの佐藤俊輔さんが一日一花、暮らしが華やぎ、活力をもらえるおすすめの花をナビゲート。今日は、花を飾ってみませんか?

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2月10日の花は「キンギョソウ」

 茎の先端のつぼみから下にいくにつれて、開いた花がいくつも並び、スラリとしたヤリのような見た目のキンギョソウ。

 縦に伸びるラインが美しいのでスタンド花など大きめのアレンジでよく使用されます。

 1つ1つの花を見ると、ぷっくりとしていて金魚のように見えます。

 英名はスナップドラゴンで「噛みつく龍」という意味ですが、これも1つの花をよく見てみると口を大きく開けているドラゴンのようで納得です。

 おしゃべりという可愛らしい花言葉もこのような花の形からきているのかもしれません。

 英名から「スナップ」という名でもよく花屋さんに並んでいます。

 下についている花から順番にしおれてくるので、枯れた花を取り除いていくと長持ちしますし、だんだんと小さくなっていく過程が楽しめます。

 名前にちなんで金魚鉢のような丸い形の花器に、斜めに伸びるラインを意識して生けましょう。

【キンギョソウの花言葉】清純な心、おしゃべり、予知、大胆不敵、負けない
【キンギョソウが誕生花の人】2月18日、3月5日、5月26日、7月10日、12月21日生まれ

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佐藤俊輔(さとう しゅんすけ)

フラワーデザイナー。大手百貨店退社後、花の世界へ。2014年モナコ国際親善作品展国内選考会で特別賞を受賞。'17年「女性自身」(光文社)、’19年日本最大級の花材通販「はなどんやアソシエ」にて季節のアレンジメントを連載。’20年から、CREA WEBにて「Playful Flower Life!」連載中。

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今日、花を飾るなら。
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フラワーデザイナーの佐藤俊輔さんが一日一花、暮らしが華やぎ、活力をもらえるおすすめの花をナビゲート。花にまつわるトピックスや飾り方などもあわせて紹介します。今日は、花を飾ってみませんか?

 

2023.02.10(金)
文=佐藤俊輔
イラスト=佐藤弘昌