まるで花屋さんの花束! 自作の花束でバレンタインを彩ろう

 もうすぐバレンタイン。今年は、「花屋さんの花束の作り方」をマスターして、自作の花束でバレンタインを彩ってみては? 今回は、クレアアンバサダーの茂木雅世さんが、フラワーデザイナーの佐藤俊輔さんにバラの花束の作り方をレクチャーしてもらいました。


【YouTube】ブルームカレンダー 10

簡単! バラの花束の作り方 (約16分)

チョコに花を添えるなら最高にロマンチックな「ダズンローズ」を

 もうすぐバレンタインデーですね。チョコの目星は付けていますか?

 すっかり恒例のイベントとなったバレンタインですが、そもそもの始まりは、ローマ帝国時代に処刑された司教ウァレンティヌスに由来します。時のローマ皇帝が戦争のために結婚を禁じていた中、司教ウァレンティヌスは若い恋人たちのために内緒で結婚式をあげていました。それを知ったローマ皇帝は西暦269年2月14日に司教を処刑し、この出来事を悼む日として2月14日は「聖バレンタインの日」、「恋人たちの日」として定着していったといいます。

 日本では、女性から男性にチョコを贈るケースが多いですが、バレンタインデーが始まったヨーロッパをはじめ、アメリカなど西欧諸国では、男性から女性へ花束やカードを贈るのが一般的です。

 アジアに目をむけてみても、タイやベトナムでも男性から女性へ贈り物をする国が多いことがわかります。かつて僕がタイの花市場を訪れた際にも、バレンタインデーには女性に贈る赤いバラを求める男性客で市場が賑わうという話を耳にしました。

 世界のスタンダードを見れば「チョコレートよりも花束」ということで、今年はチョコレートに花束を添えて、いつものバレンタインデーを少しだけランクアップしてみませんか?

 バレンタインデーに添える花選びに迷ってしまう人におすすめなのが、バラの花です。バラの花には色や咲き方によって愛や恋に関する花言葉がたくさんありますが、本数にも意味があることをご存じの方は意外と少ないかもしれません。

 例えば、1本だと「一目ぼれ」、2本だと「この世界に2人だけ」、4本「死ぬまで私の愛は変わりません」、6本「あなたに夢中」、24本「24時間あなたを思っています」、100本「100%の愛」、365本「あなたが毎日恋しい」などなど……。面と向かっては言いにくい気持ちを、バラの本数に託して贈ってみてはいかがでしょうか。

 また、数ある数字の中でも特別な意味をもつのが12本のバラです。西洋では12本のバラを「ダズンローズ」と呼んでいます。ダズンとは1ダース、つまり12本のバラという意味ですが、12本のバラには1本ずつ、「感謝」「誠実」「幸福」「信頼」「希望」「愛情」「情熱」「真実」「尊敬」「栄光」「努力」「永遠」という意味が込められています。

 花束を贈るパートナーや結婚相手に12の言葉を誓うという、とってもロマンチックなものになっていますので、バレンタインの花束にもぴったりです。

 動画では、花屋さんの花を束ねるテクニック「スパイラル」を用いたダズンローズの作り方を紹介しています。今年はバラの花束を自分で作って、大切な人に贈ったり、自宅に飾ったりして、優雅な時間を過ごしてみてください。

» 【YouTube版01】バラ3本の飾り方
» 【YouTube版02】ティーポットやマグカップにガーベラをバランスよく飾るコツ
» 【YouTube版03】桜の枝の生け方
» 【YouTube版04】ミモザのスワッグの作り方
» 【YouTube版05】新鮮なカーネーションの見分け方&飾り方
» 【YouTube版06】ひまわりのかごアレンジ
» 【YouTube版07】観葉植物で水耕栽培に挑戦
» 【YouTube版08】秋が旬「ダリア」の飾り方
» 【YouTube版09】胡蝶蘭の飾り方
» 【毎日更新】花の記事をチェック

佐藤俊輔(さとう しゅんすけ)

フラワーデザイナー。大手百貨店退社後、花の世界へ。2014年モナコ国際親善作品展国内選考会で特別賞を受賞。'17年「女性自身」(光文社)、’19年日本最大級の花材通販「はなどんやアソシエ」にて季節のアレンジメントを連載。’20年から、CREA WEBにて「Playful Flower Life!」連載中。
Instagram:@satoshunsukeflowerdesign

茂木 雅世(もき まさよ)

煎茶の魅力にとりつかれて仕事を辞め、お茶の道へ。0からお茶の仕事を立ち上げ、煎茶道の師範として活動中。お茶の幅広い魅力をイベントやラジオ、文章、音楽など、さまざまな形で伝えている。環境に配慮したサステナブル、エシカルなアイテムも得意分野。
Instagram:@moki98per
Twitter:@ocharock

Column

今日、花を飾るなら。
ブルームカレンダー

フラワーデザイナーの佐藤俊輔さんが一日一花、暮らしが華やぎ、活力をもらえるおすすめの花をナビゲート。花にまつわるトピックスや飾り方などもあわせて紹介します。今日は、花を飾ってみませんか?

 

2023.02.07(火)
文=佐藤俊輔
動画=今井知佑