夜空に大輪の花が舞う花火大会は日本の夏の風物詩。コロナ禍で、残念ながら中止の大会も多いなか、3年ぶりに開催されるものも!

 この夏、おすすめの花火大会をエリア別にピックアップしてご紹介します。上を向いて、夏を感じましょう。

 今回は、九州エリアの花火大会を紹介します。

※新型コロナウイルスの影響により、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
※体調がすぐれない場合は、外出を控えてください。
※外出時は、感染防止対策に努めていただくようお願いします。

» #1【福岡県・久留米市ほか】第363回 筑後川花火大会
» #2【福岡県・朝倉市】甘木川花火大会 流灌頂法要会
» #3【佐賀県・佐賀市】佐賀城下花火大会
» #4【長崎県・長崎市】2022ながさきみなとまつり
» #5【長崎県・佐世保市】第18回 させぼシーサイドフェスティバル2022
» #6【熊本県・人吉市】第67回 人吉花火大会
» #7【大分県・豊後大野市】豊後犬飼大野川フェスティバル~2022~
» #8【宮崎県・宮崎市】第74回 みやざき納涼花火大会
» #9【鹿児島・鹿児島市】かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会


#1 第363回 筑後川花火大会

西日本最大級の打ち上げ本数を誇る、歴史ある花火大会

 西日本最大級の規模を誇る筑後川花火大会。水天宮の奉納花火を起源とし、江戸時代から約350年も続く歴史ある花火大会だ。

 3年ぶりの開催となる2022年は、打ち上げ本数は1万8,000発から1万発へ抑えられつつも、より凝縮された内容となり、豪華な花火が久留米市の夜空を彩る。

 筑後川周辺に設けられる6つの会場では、それぞれ異なる花火を楽しめるが、なかでも注目なのは篠山会場。大輪の花を咲かせる迫力満点の尺玉や、480メートルの空中ナイアガラ花火を、広々とした河川敷からゆったりと眺められる。

第363回 筑後川花火大会(ちくごがわはなびたいかい)

打ち上げ場所 水天宮下河川敷対岸、篠山城跡下河川敷対岸(福岡県久留米市)
会場 鳥栖会場(佐賀県鳥栖市)、三養基会場(佐賀県みやき町)
花火打ち上げ日 2022年8月5日(金) 19:40~20:10(30分間)
※荒天時は8月7日(日)19:40に順延(以降は協議にて決定)
打ち上げ数 9,000~1万発
例年の人出 約45万人
公式HP
http://suitengu.net/%E5%B9%B4%E9%96%93%E8%A1%8C%E4%BA%8B/#summer

#2 甘木川花火大会 流灌頂法要会

花火が夜空や川面を美しく彩る、甘木の夏の風物詩

 朝倉市甘木にある小石原川甘木橋下流で開催される、甘木川花火大会 流灌頂法要会。甘木の夏の風物詩として市民から親しまれるお祭りで、当日は多くの人で賑わう。

 花火大会は、祖先の慰霊や家内安全の祈願のための伝統行事・流灌頂法要会と同日に行われ、打ち上げ数は、約4,000発。

 朝倉市を流れる小石原川の河川敷から、大小さまざまな花火が打ち上げられたり、200メートルに渡り仕掛けられた花火が色鮮やかな花を咲かせ、甘木川の川面や闇夜を美しく彩る。

甘木川花火大会 流灌頂法要会(あまぎがわはなびたいかい ながれかんじょうほうようかい)

打ち上げ場所 小石原川甘木橋下流(福岡県朝倉市甘木)
花火打ち上げ日 2022年8月20日(土) 19:40頃開始予定
※天候等の状況により中止の場合有り。
打ち上げ数 約4,000発
例年の人出 非公開
公式HP
https://www.city.asakura.lg.jp/www/contents/1420523586819/index.html

2022.07.29(金)
文=佐藤由樹