ともかく10秒で艶美肌。なぜそんな神業が実現するのか?

岐阜・奥美濃の希少な天然鉱石(写真右)を砕いて泥状にした成分に、マイナス電位を保持させた。洗顔時わずか10秒、クレイマスクのように塗って、洗い流すだけ。ゴワつきや毛穴のくすみをオフしながら、肌に潤い、ツヤを与える全方位スキンケア。2021年12月のリニューアルでは、新しいIP浸透技術を搭載、肌により素早く成分が届くようになった。エレクトーレ ミネラルオーレ フェイストリートメントIP 100g 5,995円、200g 9,988円/エルビュー

 たった10秒のエイジングケア……その数字のインパクトもあって、発売以来18年のロングセラーとなっているこのトリートメント。でもなぜ、10秒後に洗い流してしまうのに艶美肌が完成するの? なぜクレイ(泥タイプ)マスクなのにエイジングケア? 知るほどに不思議な製品である。未だ、同じカテゴリーの製品はない。まさに唯一無二。一体この製品、何者なのか?

 じつはこのクレイには“マイナスの電位”が保持されている。簡単には理解しにくいが、プラスとマイナスが引き合い、マイナス同士が反発し合う電気エネルギーの法則を応用し、瞬時に「還元」を行う。つまり日々の酸化を元に戻せるから、10秒でディープクレン ジングから保湿、エイジングケア まで完了すると言えるのだ。

 そもそもエレクトーレは、30年以上「還元」というテーマで研究開発を続けてきて、その結果、天然鉱石にマイナス電位を保持させることに成功した。ミネラルオーレの主成分は、岐阜県奥美濃地方で採石されるミネラルたっぷりの天然鉱石。

 これを粉砕して泥状にする過程で、マイナス電位(−700ミリボルト)を帯電させた、この世に一つの独自成分なのだ。特定の地域の鉱石へのこだわりも、マイナス電位をもたせやすいから。まさしく、成分ではなく電荷で効かそれは自然界の神秘が生んだ一つのミラクルと言っていいのではないだろうか。

地球の摂理に従う「“物理科学”系」の先駆者にしてロングセラー

 昨今にわかに注目を浴びているのが「サイエンス系」。「“物理科学”系」とも呼べる、スキンケアの新勢力である。有効成分を与える化粧品とは根本的に違う、ナチュラル系とも全く違うものの、自然の神秘、自然界の摂理によって効かせていく意味では、ある種の自然派。

 エレクトーレのミネラルオーレも“フィジカルサイエンススキンケア”を名乗っているが、それも電位を操るサイエンスの力で、肌本来の美肌力を引き出すことを意味している。まさに目に見えない電荷の働きで、一瞬で肌をエイジングケアしてしまうミネラルオーレこそ、サイエンス系の先駆けの先駆けと言えるのではないか。

 徳島大学、神奈川歯科大学など国内外の大学と共同研究。聖マリアンナ医科大学の検査では、安全性の高さも実証されている。敏感肌にも、とは謳っていないが、10倍~20倍に濃くしてもまったく問題ないほど肌に優しく、敏感肌にも支持者が多い。成分を届けないだけに、肌への刺激とはある意味無縁、従来のスキンケアに対する常識のことごとくが当てはまらない製品であるのも知っておきたい。

2022.03.10(木)
Text=Kaoru Saito
Photograph=Kenichi Yoshida

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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