憧れの女優に“寄せた”ショートカット
――今回インタビューを掲載するCREAの読者層は30~40代が多いのですが、関水さんがそれくらいの年齢になったとき、どんな女性になっていたいですか?
今よりもっと自分に自信を持って、パワフルにやりたいことを楽しんでいる人生だったらいいな、と思っています。10年後とは言わず、何十年後も、もっともっとレベルアップしていたいです。
――ご自身の身近な人、もしくは憧れの女優さんはいらっしゃるんですか?
『コンフィデンスマンJP』シリーズでご一緒させていただいた、長澤まさみちゃんです!
昔から本当にかわいい方ですけど、年々かわいくきれいになっている気がします。お芝居もいろいろな役に挑戦されていて、舞台もたくさん出演されていますし、前向きなパワーを人にも与えられて……あんな素敵な女性に自分も成長していきたいです。
――言われてみれば、ですが、関水さんは髪をばっさり切って髪型も長澤さんに似てきましたよね⁉
ちょっと寄せちゃって(笑)。ここまで短くしたのは人生で初めてなんです。
――どういう心境の変化だったんですか?
ずっと切ってみたかったんですけど、作品に入っているとなかなか切れなかったんです。ちょうどいいタイミングがあったので「じゃあやってみよう!」と。すごくドキドキしましたし、親友に「切って大丈夫かな?」と2回相談して、2回とも「絶対切ったほうがいいよ」と言われたので、切ることにしました! 自分では気に入っています。
――いろいろとお聞かせいただきありがとうございました。最後に、作品を楽しみにしている読者にメッセージをください。
『ウェディング・ハイ』はテンポがよくて、最初から最後までずーっと面白い作品になっています。登場人物のひとりひとりが非常に個性的で、みんな一生懸命生きているから「頑張れ」と思いながら、でも笑ってしまうような感じです。気楽に観られますし、前向きに、明るくなれる作品になっているので、是非ご覧ください。
関水 渚(せきみず・なぎさ)
1998年6月5日生まれ。神奈川県出身。2017年4月「アクエリアス」のCMでデビュー。主な出演作に映画『町田くんの世界』、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』、ドラマ「アノニマス~警視庁”指殺人”対策室~」「八月は夜のバッティングセンターで。」など。
映画『ウェディング・ハイ』
結婚式、それは新郎新婦にとって人生最大のイベント! お茶目だけど根は真面目な石川彰人(中村倫也)といつも明るい新田遥(関水渚)のカップルも、担当ウェディングプランナーの中越(篠原涼子)に支えられながら準備を済ませ、ようやく式当日を迎えていた。しかし……結婚式に人生を賭けていたのは2人だけじゃなかった!?
新郎新婦の紹介VTRや主賓挨拶、乾杯の発声など、結婚式お決まりの演目に並々ならぬ情熱を注ぐ参列者たち。熱すぎる思いが暴走し、式は思わぬ方向へ……。中越は新郎新婦のSOSを受け、披露宴スタッフと力を合わせ様々な問題を解決しようと奔走する。しかし、更に式場に遥の元カレや、招かれざる闖入者も現れて――。果たして絶対に「NO」と言わない敏腕ウェディングプランナーは、全ての難題を解決し、最高の結婚式を2人に贈ることが出来るのか――?
出演:篠原涼子 中村倫也 関水 渚 岩田剛典 ほか
脚本:バカリズム
監督:大九明子
音楽:髙見 優
主題歌:東京スカパラダイスオーケストラ「君にサチアレ」(cutting edge/JUSTA RECORD)
©2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
2022.03.11(金)
文=赤山恭子
撮影=佐藤 亘
スタイリスト=津野真吾(impiger)
ヘアメイク=井手真紗子