「Well-being」のこだわりが表れたホスピタリティ
最後に紹介するリニューアルポイントは写真スタジオだったスペース。授乳室やおむつ台、救護室を兼ね備えた、来園者へのやさしさに満ちたスペースに生まれ変わりました。
家族連れでムーミンの世界をもっとゆっくり、そして1日中堪能してほしい。そんな思いから生まれた施設。こんなところに今回のテーマ「Well-being」へのこだわりが感じられます。
リニューアルしたムーミンバレーパークの締めくくりは幻想的なライトアップ
リニューアルしたムーミンバレーパークを堪能したら、もう夕暮れ。あたりも次第に暗くなってしました。明るいうちのムーミン谷エリアも開放的で楽しいですが、夜のムーミン谷エリアもまた違う表情をのぞかせてくれます。
ムーミン屋敷の方へ行ってみましょう。
小説『ムーミン谷の冬』にも登場するトゥーティッキがこしらえた背丈4メートルもの「スノーホース(白いうま)」がそこには鎮座しています。徐々にライトアップされている森の光景に心を奪われていると、見たものを凍りつかせてしまうという「氷姫」の吐息のような雲海ミストが広がっていきます。
小説のワンシーンを彷彿とさせるような眺めは幻想的のひと言。ひんやりとした冬にふさわしいデコレーションです。
そして、ムーミン谷エリアの入口へと続く並木道には、雪の世界をイメージしたバルーンスカイが。静謐な雪景色を表現するかのよう。
Winter Festival、そして冬限定のデコレーションは2月27日まで。新しくなったムーミンバレーパークで心もからだもチルアウトしてみませんか?
ムーミンバレーパーク
所在地 埼玉県飯能市宮沢327-6
電話番号 0570-03-1066(平日・土日祝 10:00~18:00)
入園料 おとな(中学生以上)3,200円、こども(4歳以上、小学生以下)2,000円
※1デーパスの料金です。前売り券はそれぞれ200円引き。
開演時間 平日10:00~17:00、土日祝10:00~18:00
※不定休
https://metsa-hanno.com/
ムーミン公式サイト
2021.12.18(土)
文=CREA編集部
撮影=平松市聖