日の出を拝むというのは、元旦だけに限らず、ありがたさや喜びを感じる行為ですよね。まもなく新年を迎えますが、台湾にも神々しい日の出を拝めるおすすめスポットがあります。
2022年の初日の出は、日本にお住まいの皆さんは台湾で観賞いただくことは難しいですが、2023年の初日の出は台湾で拝めますように! との願いを込めて、4回に分けて紹介します。
【ご来光スポット04】小長城歩道
水平線から昇る朝日が拝める
台湾東部の離島、緑島は1周60分ほどで回れる小さな島。
古くからダイビングのスポットとして有名ですが、台湾本土よりも東寄りに位置しており、日の出の名所でもあります。
そのなかでも、特に美しいご来光を望める場所として知られているのが小長城歩道。
歩道の先には東屋があり、この東屋と大海原から昇る朝日がコラボレーションした風景が素晴らしいので、東屋と日の出の両方を望める場所から観賞するのがおすすめです。
撮影日は雲が若干多めでしたが、太陽が雲に隠れた瞬間に広がるピンクの光や、太陽が顔をのぞかせたときに降り注ぐ光線など、さまざまな表情の景色を楽しめました。
夜明け前から訪れれば、星空に昇る日の出を堪能できます。
小長城歩道
所在地 台東縣綠島郷海參平周辺
アクセス 台北松山空港から国内線で台東まで約1時間、その後富岡港から船に乗り継ぎ緑島港まで約45分。小長城歩道までは緑島港から車で約20分。
2022.01.01(土)
文・撮影=矢作晃之