2021年10月20日(水)23:58に、月は満月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、牡羊座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

目標へ向かうパワーがみなぎる

 秋はお月見の季節です。今年の中秋の名月は、約1カ月前の9月21日(火)でしたが、さわやかな秋晴れが続く10月の満月もよいものです。10月20日(水)は牡羊座の満月です。

 この満月は人を正直に、ある意味、本能的にさせます。目標に向かって一直線に進む素晴らしいパワーを発揮できる日となります。抱えているプロジェクトを一気に完成させるのにも、牡羊座の満月は力を貸してくれるはず。

 ただしこの日は満月に対し、山羊座を運行する冥王星が90度の角度で睨みをきかせています。些細な事で頭に血が上ったり、怒りに任せて失言をしたりもしそう。くれぐれも争いごとは避けるようにしましょう。

 10月の満月は、アメリカ先住民によるとハンターズムーン(狩猟月)、ブラッドムーン(血月)、バスケットムーン(籠月)と呼ばれました。この日は平日なので仕事の帰りに友だちと火を使った料理、たとえば炭火焼きディナーなどはいかが。

 牡羊座は火の星座なので、炎を眺めるとあなたの中に眠る“野生や情熱”が呼び覚まされるはずです。

〈『ムーンブック2021』(ディスカバー)より〉

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岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。

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