2021年10月6日(水)20:07に、月は新月となります。

 約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、天秤座に入座しています。

 この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

夢や目標を明確にし、月に願いを

 秋晴れの心地よい季節となりました。天秤座の守護神は、美の女神アフロディーテ。天秤座で新月となるこの日は、“美しさ”について考えるのに最適な日です。

 とはいえ天秤座が求めるのは、見た目の美しさだけではなく、流行を自分なりにアレンジするセンスのよさや、TPOに合わせた立ち振舞い、マナーなど。また感情的に取り乱すことなく、常に穏やかな態度を貫ける冷静さ、自分の欲望を抑えて人に譲る事ができる心の余裕など、精神面での優雅さも含まれます。

 またこの新月は、「ひととつながりたい」という人間が持つ基本的な欲求を刺激します。誰かともっと親しくなりたいと思うとき、他人の興味をこちらに向ける魅力的な方法を示して、あなたの手助けをしてくれます。

 またこの新月の隠れテーマは「結婚」でもあります。2021年のこの日は、新月と天秤座を運行する火星が会合します。“理想の結婚”に向けて歩を進めるのもいいし、パートナーとの関係を調整し直すのにも、この新月が一役買ってくれます。

 この日はあなたの夢や目標を明確にして、天秤座の新月に願いをかけてみましょう。

〈『ムーンブック2021』(ディスカバー)より〉

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岡本翔子 (おかもと しょうこ)

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。

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